大手毬もあった

 

オオデマリ

Viburnum plicatum var. plicatum f. plicatum

   レンプクソウ科ガマズミ属の落葉灌木。ヤブデマリの園芸品種。貝原益軒の「花譜」（元禄七年=西暦1694年発行）や「大和本草」（宝永六年=西暦1709年発行）に記載があり、江戸時代には日本の庭に植栽されていた。ドイツの医師であり博物学者でもあったジーボルト（Philipp Franz Balthazar von Siebold）が著した「フローラ ヤポニカ」（FLORA JAPONICA）によって世界に紹介された。

▲自宅の庭に咲いているオオデマリの花。前の家主が植えた株だろう。アジサイの葉の陰に隠れていて今まで気付かなかった。最初に見付けた時はアジサイの花かとも思ったが、開花の時季が違うし、よく見ると花も葉も違っている。オイラの眼はそう簡単に騙せないぞ。