クロアゲハ
Papilio protenor ssp. demetrius
鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。幼虫はミカン科の植物の葉を食べる。年3~4回発生し、蛹で越冬する。
▲今朝、庭に置いてある鉢植えのアオキの枝で、クロアゲハが羽化していた。でも翅がしわくちゃで、明らかに羽化不全だった。蛹の殻から下半身が抜けなかったようだ。このクロアゲハは、昨年庭に置いた鉢植えのスキミアの葉を食べて育ち、その後近くにあったアオキの枝で蛹になった。鉢植えは雪が降る前に屋内に取り込んだのだが、暖かい室内では真冬に羽化してしまうのではと、玄関の風除室で管理し、春になってから庭に出した。その過程の何かが間違っていたのだろうか。あるいは、アオキの枝の表面がつるつる過ぎて、足掛かりが悪かったせいかも知れないし、残留農薬が原因の可能性もあるが、いずれにしてもここまで生き残ってきて、もう少しで飛び立てる所まで来たのに、本当に残念でならない。
2 件のコメント:
残念でしたね(涙)。
春さん、風除室の壁にもう1匹サナギがいるので、それに期待したいと思います。
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