2018年1月31日水曜日

今日の靴 1

  チペワ  ファイヤーマンブーツ

   Chippewa  Fireman Boots

   チペワ社(Chippewa  Shoe Manufacturing Company)は1901年にアメリカのウィスコンシン州チペワフォールズで創業した。元々は地元の林業関係の労働者向けに靴を作っていたという。

   チペワのファイアーマンブーツは、その名の通り消防士の為のブーツである。編み上げのブーツであるが、いざという時すぐ履けるようにファスナーが付いている。でも、2ヶ所で編み上げている所が面白い。必要性については疑問だが、この方がカッコいいのは確かだろう。














 グッドイヤーウェルト製法で作られ、爪先には鉄板が入っている。


  社名の「チペワ」は、地名からとられたものだろうが、元々はその地域にいた先住民の部族名に由来している。
   それに因み、シャフト部分にネイティブアメリカンの横顔が刻印されている。



  靴底は、イタリアのビブラム社(Vibram)の100番が付いているが、フラットソールの製品もある。

2018年1月30日火曜日

今日のハーモニカ 4

  ホーナー  トランペットコール  No.220

   Hohner  Trumpet Call No.220

   真鍮製のラッパ(ベル)がついたハーモニカ。














  2002年に発売された復刻版。



   因みにオリジナルは1907年に発売されているそうだ。



  今はもう復刻版も生産してないと思う。

  裏側。








   実は、ホーナーのトランペットコールには2種類あるらしい。もう1種はラッパがついてないそうだ。

   因みにアシスタントは、村松浜の海水浴場でスカウトしたキューピーの浜子ちゃん。(年齢不詳)

2018年1月29日月曜日

今日の銃 5

  コルト  パイソン








   Colt  Python  .357  Magnum


   「コルト・パイソン」を作ったコルト社(Colt  Firearms) は、アメリカの銃器メーカー。1836年にアメリカの発明家、サミュエル・コルト(Samuel  Colt)が設立。
   2002年には、軍用銃器専門の「コルト  ディフェンス」(Colt Defense)と民生用銃器専門の「コルト  マニュファクチュアリング  カンパニー」(Colt's  Manufacturing  Company=CMC)に分社したが、「コルト  ディフェンス」社は業績悪化の為、2015年に経営破綻している。

    「コルト・パイソン」は、1955年に発売された回転式拳銃。使用弾薬は.357マグナム弾で、装填数は6発。

     銃身の長さにいくつかのバリエーションがある。画像は6インチモデルだが、1995年に起こった警視庁長官狙撃事件では、8インチモデルの「パイソンハンター」が使われたと言われている。

   「Colt」という社名は、創業者の名字が由来だが、元々「colt」には「若い牡馬」という意味があり、コルトの製品にはよく躍動的な馬のデザインがあしらわれている。


 

2018年1月28日日曜日

今日の万年筆 5

  ペリカン  スーベレーン  M1000
 
   Pelikan  Souverän  M1000

   この前、モンブランの万年筆を取り上げたので、ついでにこちらも引っ張り出してみた。

   ペリカン社(PELIKAN  HOLDING  AG)は、現在スイスに本社を置く、文房具、オフィス用品メーカー。
   1832年、ドイツのニーダーザクセン州ハノーファーで、絵の具やインクのメーカーとして設立。1929年から万年筆の製造販売を始めている。
  現在、マレーシア企業の傘下となっている。


   「スーベレーン」はペリカンを代表する万年筆で、さまざまなサイズがあるが、その中でも「M1000」は一番大きなサイズである。

   キャップのクリップはペリカンの頭部を象っている。




 









 



   ペン先は18金製。











   ペリカンの万年筆のペン先は、モンブランと比べると軟らかいと言われてるけど、正直自分にはよく分からない。
   そう言われればそうかも、と思ったり思わなかったり。
 
  万年筆はしばらく使ってないと、きちんとキャップをしててもペン先のインクが乾いて書けなくなることがあるが、ペリカンはモンブランよりもペン先の乾燥が遅いような気もする。(あくまで個人の乾燥感想です)

2018年1月27日土曜日

今日の植物 9

  王妃雷神中斑  (オウヒライジンナカフ)














    王妃雷神はリュウゼツラン科アガベ属の園芸品種である。
   学名についてはよく分からない。普通は「Agave  potatorum」の変種とされる事が多いが、「Agave  isthimensis」に近いような気もする。この品種は花が咲かないので同定が難しい。元々アガベの仲間は何十年かに一度しか開花しないのに加え、小型の品種は長年育てていても花を見れない場合が多い。だから増やそうと思ったら、実生では無く、株分けに頼る事になる。
   この株を手に入れたのは2015年の10月だが、当初はこの品種の魅力がよく分からなかった。でも他のアガベをいくつか育てているうちに、この品種がだんだんと好きになっていった。
   アガベというのは結構大きくなる種類が多い。温暖で乾燥した地方の陽当たりの良い広い庭で地植えで育てられるなら何も問題は無いのだが、日本国内の一般的な栽培環境でまともに育て上げるのは難しい植物だと思う。
   それでもアガベを育ててみたいと思う人にとって、王妃雷神という品種はうってつけなのだ。アガベとしては超小型で場所を取らず、姿形が可愛らしく、しかも丈夫で適度に成長が早い。「花が咲かない」というのも、逆に「花を咲かせなくちゃ」というプレッシャーが無くて良い。

  でも、同じくらいの大きさでもっと刺が鋭いアガベがあったら良いのになあ、と思ったり思わなかったり。

2018年1月26日金曜日

今日の剪定鋏 3

  越後花吹雪   剪定鋏 NS型  S-01














    「越後花吹雪」は、新潟県三条市の刃物問屋、「有限会社マルワ工器」の登録商標である。
    この剪定鋏にも「花吹雪」の刻印が打ってあるが、実際にこれを作ったのは、山形県山形市の「山川製鋏所」である。いわゆるOEM商品というわけだが、その証拠にちゃんと鋏に「形山」と何故か昔風な表記で刻印がしてある。














  これとは別に製造元の山川製鋏所でも自社ブランドで「山広印」の剪定鋏を作っていて、それにはちゃんと「山広」と刻印が打ってある。

   両者を比較するとこんな感じである。
   左が「越後花吹雪」 右が「山広印」









   この鋏、刃を開く為の虫バネとは別に、取っ手の所にバネが付いているが、これは鋏が閉じた時の衝撃を和らげる為の物らしい。

   こういった昔ながらの鍛冶屋さんの手仕事による製品は、見た目といい、使い心地といい、うっとりとしてしまう物がある。
   山形の剪定鋏、恐るべしである。

2018年1月25日木曜日

今日の時計 6

  セイコー  プロスペックス  SZSC003














   SEIKO  PROSPEX  SZSC003

  SZSC003は、セイコーのダイバーズ・ウォッチで、一般に「モンスター」のサード・ジェネレーションと呼ばれるタイプである。
  これまでの他のモンスターと大きく違う所は、曜日の表示が無くなった事。これは中身の機械が変わったせいだと思われる。
  
  因みに、

   

         顔面                 内臓
    1st  Monster       7S26
    2nd  Monster     4R36
    3rd  Monster      6R15

    こんな感じである。

    他の違いは、日付の表示を拡大するためのレンズ (マグニファイドレンズ) が風防に付いていたり、文字盤のデザインが少しおとなしく成った事、あとは中身の変更でパワーリザーブがこれまでの40時間から50時間に延長した事くらいだろうか。モンスターのアイデンティティーである回転ベゼルのデザインや針の形状は変わって無いのが嬉しい。
   それから、モンスターの変わらない特徴のひとつとして、文字盤の視認性の良さが挙げられる。インデックスや針が太いので、老眼の人でも分かりやすいのと、セイコーで「ルミブライト」と呼んでいる明るい夜光塗料のお陰で、暗い場所でもハッキリと視える。

  昨日の夜撮った画像がこれ。















    3rd ジェネレーションについて残念に思うのは、カラーバリエーションがあまり無い事。ケースやベゼルはステンレスの無垢だけ。文字盤の色は3種類で、オレンジや黒はもう生産してないようなので、唯一手に入るネイビーを今回買ってみた。もう時計は買わないと約束してたのに。(←してないしてない。)
   ネイビーとは言っても実際の色はネイビーブルーと言うよりミッドナイトブルーに近いと思う。
 
   実は、これを勝った後で少し後悔した。なんと新色が来月発売されるらしい。もう少し待ってた方が良かったかも知れない。

  あ、でもポイントとかクーポンの有効期限もあったからなあ。

 

2018年1月24日水曜日

今日のストーブ 2

  コールマン  スポーツマスター  500A














  Coleman  Sports Master Stove 500A

  日本では、専ら暖房器具の事をストーブと呼んでいるが、ここで言うストーブとは、熱を発生させる暖房器具と調理器具の事である。


  コールマンの500Aというモデルは、現行の508Aやフェザーストーブと比較すると、図体がでかい割りに火力が弱かったり、風の強い場所では使えなかったり、点火の時にプレヒート(予熱)が必要だったりとあまり良い所が無い。強いて良い所を言えば、図体がでかいから大きな鍋をのせても安定している事くらいか。
  コールマン製品の開発や改良の歴史を知る上で欠かせないコレクターズアイテムでは有るかも知れないが、実用性は期待しない方が良いだろう。

   これは数年前に中古品をヤフオクで手に入れた物だが、いくらで落札したかは覚えていない。今の相場よりもだいぶ安かったはずである。製造年を知りたかったのだが、本体には表示が見当たらなかった。

2018年1月23日火曜日

今日のランタン 2

  コールマン  ケロシンランタン   639C














  Coleman  KEROSENE  LANTERN  639C


  コールマン社(Coleman  Company,  Inc.)は、アメリカ  カンザス州のアウトドア用品製造、販売業者。創業はオクラホマ州で、1900年頃らしい。現在はJarden  Corporationの子会社になっている。

   コールマンのケロシンランタン、639C700は、灯油を燃料に使う圧力式ランタンである。
  コールマンのランタンで日本に正規輸入されている製品は全てホワイトガソリンを燃料にするタイプである。しかしホワイトガソリンは他の燃料に比べて値段が高過ぎる。コールマンの製品のラインナップには灯油を燃料とするランタンも有るので並行輸入品を数年前に入手してみたが、何故これを正規輸入しないのか不思議である。点火前にプレヒートカップにアルコールを入れて火をつけて、ジェネレーターを予熱する手間がかかるが、ランニングコストを考えればひと手間増えるくらいどうという事は無い。
 
  自分がこういったアウトドア用品に興味を持つようになったのは、東日本大震災後の事である。当時、あちこちで停電になり、復旧するまでの期間、不自由な生活を強いられた人が少なくなかった。
  冬場寒い地方では、どこの家庭でも暖房用に灯油を備蓄してある。その灯油を照明用に使えるランタンやランプは、いざという時の心強い味方となりうるだろう。

   尤も、停電の時はガソリンスタンドのポンプも止まるので、灯油を備蓄してない家庭にとっては、あまり意味が無いかも知れないが。

2018年1月22日月曜日

今日の植物 8

  クリスマスローズ(無名)














    Helleborus  orientalis  cv.


    氷点下の寒さを物ともせず、今年も咲いてくれた。確か去年の早春に近所のコメリで買った株。一緒に買った黄色の八重は夏の暑さで枯れてしまったが、これはなんとか乗り越えてくれた。黒に近い紫色の花(萼)は色褪せる事が無く、長い間楽しませてくれる。白っぽい花はすぐ緑色になってしまって、案外観賞期間が短いのだ。

   ところで、本来クリスマスローズというのは、ヘレボルス属のニゲル種(Helleborus  niger)の事で、オリエンタリス種(Helleborus  orientalis)やその園芸品種は、「レンテンローズ」(Lenten  rose)というらしい。
  キリスト教の「レント」(Lent=四旬節、あるいは受難節の事。イースター、つまり復活祭前の46日間)の期間に花が咲くのに因んでいるらしい。

  Helleborus属はヨーロッパから西アジアにかけて分布しており、最近は種間交配による園芸品種も出回ってきているので、厳密に区別する必要は無いような気もするのだが。(あくまで個人的な感想です)

 

2018年1月21日日曜日

今日のナイフ 4

  ビクトリノックス  スイスチャンプ  XAVT














  VICTORINOX  Swiss Champ XAVT



  ビクトリノックス社(Victorinox  AG)は、スイスのシュヴィーツ州に本拠を置く、1884年創業のナイフメーカーである。

   このスイスチャンプXAVTは、一本に80種類の機能を備えたフォールディングナイフである。
 
   全部開くとこんな風になる。
    一応使えるけど、携帯するには大き過ぎて、実用性よりもメーカーの遊び心とか腕試しで作りましたという感じ。
   当然コレクターはこういうのに目がないので、つい買ってしまうのだが、これひとつでおなかいっぱいになってしまって、他のビクトリノックスの製品に対する物欲がわかなくなってしまうのが玉に瑕というかありがたいというか。
   
  こういった面白い製品が世の中にもっと増えてくれたらいいなあ。

2018年1月20日土曜日

今日の銃 4

  FN  ブローニング  ハイパワー








    FN Browning Hi-Power


   FN ハースタル社 (Fabrique Nationale d′Armes de Guerre de Herstal) は、ベルギーの銃器メーカーで、元々は国営だった。

   ハイパワーは、アメリカの発明家ジョン・M・ブローニング(John Moses Browning)の設計を原型として、1934年にFN ハースタル社のデュードネ・ヨセフ・サイーブ (Dieudonné Joseph Saive)によって完成されたシングルアクション式の自動拳銃である。1935年にはベルギー軍だけでなく、リトアニア軍やペルー陸軍にも納入され、その後も世界中の軍隊で採用されている。

   使用弾薬は、9×19mmパラベラム弾。
   装弾数は、13+1発。
   ダブルカーラムマガジンを使用する。


2018年1月19日金曜日

今日のハーモニカ 3

  ホーナー  エコーベル














   Hohner   The Echobell   Glockenreine Stimmung



   ホーナー社(Hohner  Musikinstrumente  Gmbh&Co.KG)は、ドイツ、トロッシンゲンの楽器メーカー。1857年創業で、ハーモニカとアコーディオンが主力商品だが、他に鍵盤ハーモニカやリコーダー、ギター、ベース等も作っている。

   エコーベルは、上面に丸いベルが2つ付いたダブルリードハーモニカで、演奏しながら指でつまみをはじいてベルを鳴らす事が出来る。ベルの音階は、左がCで、右がD。
   ハーモニカは14音階でC調。
   本体はメープルウッド製。リードは真鍮で、カバーやベルはステンレス製。








 

2018年1月18日木曜日

今日の絶滅器具種 4

 タイトルの漢字が間違っていると思われるかも知れない。普通は絶滅危惧種と表記するのだが、ここで取り上げるのは、昔は沢山存在していたのに最近あまり見かけなくなった道具類だから絶滅器具種としてある。

    さて今回取り上げるのはこれである。
 

     ガラスの浮き玉














   ガラスの浮き玉は、ビン玉とも呼ばれ、主に漁業に使われた道具である。定置網や延縄漁、ホタテ貝や海藻の養殖等、様々な用途に浮きとして使われ、また蛸を釣る時の擬似餌として利用されることもあった。
    ガラスの浮きは、海水や紫外線でも劣化せず、高い水圧にも耐える事ができる。しかも用途に合わせて、大きさ、形状、色彩等を変えて作る事もできた為、世界中で製造され、利用されていた。
    しかし近年はガラスの浮きが使われる事は余り無くなってしまったようである。以前は何処の漁村でも大量に見かける、ごくありふれた物だったのに、今は殆んど見られなくなってしまった。その代わり見かけるのは、プラスチック製の浮きばかりである。
   理由は明らかだろう。ガラスはプラスチックに比べて割れやすいからである。

   上の画像は、去年の12月21日に村松浜の砂浜で拾って来た韓国製と思われるガラス浮きである。朝鮮半島から海流と波と風の力で新潟の海岸に流れ着いた物だ。直径6cm程の球形で、緑色のガラスで出来ている。吹きガラスの技法で作られていて、吹き口の穴をガラスのパッチで塞いでいる。パッチの部分には、ハングルで 「일」(チョーイル=朝日)と刻印してある。製造した会社か、そこの商標を表しているのだろうが、定かではない。そもそも、韓国でガラスの浮き玉が作られたり使われたりしている画像を今まで一度も見た事が無いのは何故だろうか。

   日本では、北海道小樽市の「浅原硝子」で今でもガラス浮きが作られているそうだ。

2018年1月17日水曜日

今日の海 6

  とりあえず村松浜。








  小雨は降っているが、殆んど無風で、波もこの時期としては比較的穏やかな方である。絶好のビーチコーミング日和という訳ではないが、浜歩きには何の支障もない。
 
    海水浴シーズンでは無いので、浜は相変わらず漂着ゴミだらけだが、新しい物が寄っている気配は無い。来るタイミングが悪かったかも知れない。

   余りにも目ぼしい物が無かったので、こんな物を撮ってみる。

   ヒシの実














  形や大きさに多様性がある。普通、刺が2本有るのが「ヒシ」で、4本有るのが「オニビシ」とされているが、

   こんなのもある。









   刺は2本だが、普通のヒシより横幅が広くなって巨大化している。こんな形の実は図鑑にも載って無い。恐らくヒシとオニビシの雑種が起源だと思われる。
  
    

    あと、ハングルの書かれた謎の物体とか、








    鳥(多分ウミウ)の死体とか、







  鳥(多分カモメの仲間)の死体とか。





  で、このままだと3日連続ボーズになるので、定点観測はやめて他の場所に移動してみる。





   ここは荒井浜。
   荒井浜は村松浜と違って離岸堤があるので、ガラス製品等は漂着する前に割れてしまう確率が高いのだが、


   ドラゴンボール発見。

  網掛けされているならまだしも、剥き出しのまま無事に打ち揚がるのは奇跡に近い。
  
  よく見ると、他の物とは違ってヘソのパッチの部分の段差がならされてツライチになっている。

   
    年を跨いでしまったが、今シーズン7個目をゲットした。
    とうとうドラゴンボールが7個揃った。


   「出でよ神龍‼  そして願いを叶え給え‼」

  
  

  すると、


  「さあ願いを言え。どんな願いでもひとつだけ叶えてやるぞ」

   何故か神龍じゃ無くてシンゴジラが!?

   



   

     次回に続く。(←うそ。)






  

2018年1月16日火曜日

今日のカメラ 3

  ライカ  M3








  Leica  M3

  いわずと知れた銀塩カメラの名機。
  ライカM3は、1954年に西ドイツのライツ社(ERNST  LEITZ  GMBH)から発売され、1966年まで製造された。その後もM型ライカは製造され、今はデジタルカメラに生まれ変わっているが、未だにM3を超えるレンジファインダーカメラは存在しない。
   M3は他の機種に比べ、ファインダーの倍率が高い為に有効基線長が長く、ピント合わせの精度が高い。その代わり広角レンズの使用に向かないという欠点もある。
   自分のM3のシリアルナンバーは「901994」で、1957年に製造されたものらしい。そんな昔に作られた物が今でも使えるのだから凄い。

  それにしても、ウチには意外とドイツ製品が多いなあ。
 
  ちなみに、装着レンズはキャノン製だが。

2018年1月15日月曜日

今日の時計 5

  セイコー  プロスペックス  SRPA81J















   SEIKO  PROSPEX  SRPA81J1
 
   また腕時計を買ってしまった。もうやめようと思っていたのに。(←思って無い思って無い)

   このSRPA81は、いわゆるBaby-Tunaの系統。前回紹介したSRP641とデザインは似ているが、共通する部品はムーブメントと回転ベゼル、竜頭、ボルトくらいのもので、あとは殆んど違うようだ。
   また、外胴プロテクターの素材も、SRP641はステンレスだが、SRPA81はセラミックになっている。

    ムーブメントは4R36。
    200m防水。
    この辺りは同じである。

2018年1月14日日曜日

今日の剪定鋏 2

  菊一文字  A剪定鋏180














   「菊一文字」といえば、有名な京都の老舗刃物屋だが、この剪定鋏、実は「菊一文字」で作った物ではない。
    これを作ったのは、山形県中山町にある「細谷ハサミ製作所」という鍛冶屋である。
 
 












     今日、薔薇の剪定に活躍してくれた。
    ご苦労様。

2018年1月13日土曜日

今日の万年筆 4

  パイロット  キャップレス














   ボールペンのようなノック式の万年筆、キャップレス。
   ペン先収納時はインクの漏れや乾燥を防ぐ為にシャッターで穴を閉じる構造になっている。




























  株式会社パイロットコーポレーションは1918年に「並木製作所」としてスタートし、1938年に「パイロット萬年筆」になった。キャップレスという万年筆が生まれたのは1963年だというから、もう半世紀以上の歴史がある。

   ペン先は18金製。
   インクの補充は、カートリッジとコンバーターの併用。コンバーターは別売。

2018年1月12日金曜日

今日の植物 7

  ハオルチア   天使の泪














   Haworthia属は、南アフリカ原産のアロエ科の多肉植物。(APG体系第4版ではツルボラン科。)
   この「天使の泪」は、アメリカ、カリフォルニア州の園芸家、Bob  Kent氏の所で生まれた園芸品種で、「天守閣」と「冬の星座 」の交配だといわれている。
 
    縦に白い筋が盛り上がった太い葉っぱは植物というより、まるでお菓子のようで面白い。
 
    この株は2015年の7月に、たしか大阪の養庄園から入手した物。

    もしひとつだけハオルチアを選ぶとしたら、多分これにすると思う。

2018年1月11日木曜日

今日の時計 4

  セイコー  プロスペックス  SRP641K1














  SEIKO  Prospex  SRP641K1

  セイコーのダイバーズウォッチで外胴プロテクター付きの物は、その形状から一般にTuna-Can(マグロの缶詰)と呼ばれている。その中でも、このSRP641はBaby-Tunaという系統らしい。
   回転ベゼルや針は、モンスターと共通。



   ムーブメントは自動巻きの4R36。
   200m防水。
   ベルトはウレタン製。