2023年9月30日土曜日

のらぴか その4

 


ロボット工房のらとりえ

電子箱庭『のらぴか』


▲東京都練馬区の「株式会社のらとりえ」さん(代表は坂上徳翁氏)の電子箱庭『のらぴか』をまた新たに4種入手した。






▲電子箱庭『のらぴか 旋2 -sen2-』

   中心にあるジャイロセンサの働きで、本体を傾けた時の角度や速度によって音程が変化する電子楽器的な装置。音に合わせてLEDの光の色も変わる。





▲電子箱庭『のらぴか 舞 -mai-』

   向かって右側にある3軸加速度センサの働きで、本体を傾ける操作により、音楽演奏やゲームを楽しむ事が出来る。電源スイッチ以外のスイッチ類が無く、8×8のドットマトリクスLEDを見ながら操作する。







▲電子箱庭『のらぴか 明2 -mei2-』

   手前に5つある光電センサの上に指などをかざして光を遮るとLEDが点灯するしくみで、指の移動に合わせて光も動く、ちょっと前衛美術的な装置。暗い場所では全てのLEDが光る。









▲電子箱庭『のらぴか 彩 -sai-』

   3つあるバリコンダイアルを回すとLEDの光の色や明るさが変化する。光の三原色について学べる知育玩具的な装置。ダイアルを回して操作するのが昔の電化製品やカメラみたいで懐かしい。


☆゚+。★。+゚☆゚+。★。+゚☆゚+。★。+゚☆


   これで今手に入る『のらぴか』12種が全部揃った。組み立てキットも販売しているようだが、自分は時間的余裕が無いのとハンダ付けに自信が無いのとで、今回は完成品の方を買わせてもらった。







2023年9月29日金曜日

抉飛螻蛄成虫

 


エグリトビケラ
Nemotaulius admorsus

毛翅目エグリトビケラ科スジトビケラ属。



▲庭の鉢植えのノリウツギの葉にとまっていたエグリトビケラの成虫。最初見付けた時は蛾の一種かと思ったが、よく見ると背中がカメムシっぽいので一体これは何の仲間だろうと一瞬首を傾げた。5秒程考えて、翅に抉れたような部分があるのでエグリトビケラの名前を思い出した。トビケラとしては比較的大型の種類。














2023年9月25日月曜日

兎と熊

 


テディラビットとテディベア。



▲先日のパンダに引き続き、新潟市の水嶋広子さんが作った兎と熊のぬいぐるみを我が家にお迎えした。今回は東京都豊島区千早のテディベアのお店「Lintupuu」さんで委託販売されていたもの。どちらもモヘアの染色に手間をかけた力作。

兎の方は2023年9月11日生まれで身長20cm、座高は14cm、体重は210g。素材はドイツ製モヘア(手染め)、カラーグラスアイ(ダークパープル)、ハードボード5ジョイント、化繊綿、ガラスペレット、リボン、チャーム、プラスチックワイヤー。

熊の方は2023年9月7日生まれ。身長20cm、座高14cm、体重200g。素材はドイツ製モヘア(手染め)、カラーグラスアイ(黒)、ハードボード5ジョイント、化繊綿、ガラスペレット、リボン、チャーム。

ふたりの名前はまだ考えていない。








2023年9月24日日曜日

のらぴか その3

 


ロボット工房のらとりえ
電子箱庭『のらぴか』




▲東京都練馬区の「株式会社のらとりえ」さん(代表は坂上徳翁氏)の電子箱庭『のらぴか』を新たに4種入手した。







▲電子箱庭『のらぴか 替-tai-』

  「トグルスイッチの、トグルスイッチによる、トグルスイッチの為の装置」。ただトグルスイッチで発光ダイオードの光を緑から赤に切り替えるだけしか出来ないのに、何故かそれが気持ち良い。これで遊んでいるうちに家中のスイッチをトグルタイプに取り替えたくなってくる。






▲電子箱庭『のらぴか-obi- 』

発光ダイオードの光のグラデーションや動きを楽しむ前衛芸術的な装置。








▲電子箱庭『のらぴか 染-some-』

右の方にあるセンサで物体の色を読み取って真ん中の発光ダイオードの光の色が変化する。「わたしをあなた色に染めてね」とでも言ってるような、ちょっとロマンチックで気持ち悪い装置。







▲電子箱庭『のらぴか 紋-mon-』

ドットマトリクスLEDで2種のゲームとメッセージの入力や表示が出来る。パソコンやスマホと繋がなくても入力出来る自己完結型なのが良い。


.☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆.



   最近の玩具や電子機器は内部がブラックボックス化していて仕組みが良く分からない物が多いが、のらとりえさんの『のらぴか』シリーズは電子部品が剥き出しになっていて、仕組みが理解しやすくなっている。たとえ予備知識が無くても小さなダイオードやトランジスタやICが小さな基盤に並んでいる景色を眺めているだけでも楽しめる。子供の頃に古いトランジスタラヂオの裏蓋を初めて開けて中身を見た時のあの感動を再び呼び覚ましてくれるような製品だと思う。











2023年9月23日土曜日

蝦柄雀蛾の雌

 

エビガラスズメ(雌)
Agrius convolvuli

     鱗翅目スズメガ科Agrius属。幼虫は広食性で様々な草本の葉を食べる。年2~3化で蛹態越冬。成虫の口吻の長さは日本最長。



昨晩、近所の街灯下で見付けたエビガラスズメの雌。夜間に飛び回って、長い口吻を伸ばしてメマツヨイグサの花の蜜をホバリングしながら吸っているのをよく見かける。






▲上と同じ個体。刺激されると翅を開いて腹部の派手な模様を見せつける。









2023年9月22日金曜日

大熊猫

 

テディパンダ。



▲新潟市の水嶋広子さんが作ったパンダのぬいぐるみが我が家にやって来た。これまで水嶋さんの作品は埼玉県富士見市の「逸品shopコレコレ」さんで委託販売されているものを取り寄せていたのだが、今回は新潟県上越市の「ROSE BEAR®︎」さん(テディベア作家の吉川照美さんのお店)からお迎えした。抽選販売だったので、くじ運の悪い自分はどうせ当たらないだろうとあまり期待していなかったのだが、珍しく当選してしまった。もっとも自分の抽選番号は1番だったので、もしかしたら他に応募した人がいなかったのかも知れない。

素材はドイツ製モヘア、ミニチュアファー、ハードボード5ジョイント、グラスアイ、化繊綿、ガラスペレット、リボン、チャーム。身長は20cm、座高は14cm、体重は200g。誕生日は2023年8月29日。

   当初は中国っぽい名前(ランランとかリンリンみたいな)にしようと思っていたのだが、今放送しているドラマのヒロインにちなんで「すえこ」と名付けた。パンダは竹や笹を食べるので、「スエコザサ」で繋がっている。










2023年9月20日水曜日

双子のこけし

 


梅木直美さんの伝統こけし。



  ▲山形市在住の蔵王高湯系こけし工人、梅木直美さんの伝統こけし2体をメルカリで入手した。どちらも大きさは4寸。出品者様は以前もお世話になった茨城県守谷市のFさん。左の絵柄は蓮か睡蓮で、右は重ね菊。それ以外は絵付けだけでは無く形状もよく似ていて、胴にテーパーがかかっていて下から上に行くに従い直径が細くなっている。おそらくこの2体は同じ年に製作されたこけしだと思う。








小黒長筬虫亜種



トウホククロナガオサムシ(♀)
Carabus (Leptocarabus) arboreus parexilis

   鞘翅目オサムシ科オサムシ属(クロナガオサムシ亜属)コクロナガオサムシ東北地方南部亜種。



▲昨晩、近所の街灯下で見付けたトウホククロナガオサムシ。今月二度目の出会いで、この前のと同じ個体という可能もある。ただ、今回のは左後肢の跗節が欠けているように見える。










2023年9月19日火曜日

のらぴか その2

 


ロボット工房のらとりえ

電子箱庭『のらぴか-kei-』



▲東京都練馬区の「ロボット工房のらとりえ」さんの電子箱庭『のらぴか』をまた入手した。これでよっつめ。今度のはクリアケースに入ったメカニカルリレーの動きを楽しむ製品。明るい場所に置いてある時は赤いLEDが点灯しているが、







▲受光素子を指などで被って遮光してやるとリレースイッチがカチャッと鳴って緑のLEDが光る。ただそれだけなのだが、剥き出しになった半導体や機械式のスイッチが何故か見ていて楽しいのだ。











背条雀蛾 その2

 

セスジスズメ(終齢幼虫)
Theretra oldenlandiae oldenlandiae

鱗翅目スズメガ科コスズメ属。幼虫は広食性で様々な草本を食べる。年2~3化で蛹態越冬。



▲また庭でセスジスズメの幼虫を見た。この前見たのより少し大きい。多分別の個体だと思う。蛹になる場所を探してあちこち歩き廻っているのだろう。






2023年9月18日月曜日

のらぴか

 


ロボット工房のらとりえ

電子箱庭『のらぴか』



▲東京都練馬区の「ロボット工房のらとりえ」さんの電子箱庭『のらぴか』を入手した。詳しい事は知らないが、色んな機種があって、どれも同じサイズ(63×37mm)の基盤の上に剥き出しの電子部品が並んでいる。単4アルカリ電池3本を使用するので、その電池ボックスに合わせた大きさに統一されているのだろう。電池は最初から入っているからすぐに遊べるようになっている。






▲電子箱庭『のらぴか 律-ritu-』

1オクターブの小さな鍵盤がついていて、実際に演奏出来る。






▲電子箱庭『のらぴか 刻-koku-』

   3桁の7セグメントLEDがついていて、タイマーやストップウォッチなど、5つの機能がある。特にタイマーは一秒ごとのピッピッピッ(電子音)がテレビドラマの小道具の時限爆弾っぽくて良い。(本物の時限爆弾は見た事がないので似てるかどうかは分からない)






▲電子箱庭『のらぴか 響-hibiki-』

   人体をアンテナにして電波を受信するFMラジオ。四隅のネジか縁の金色部分に触れた状態でラジオを聴く。我が家周辺だとNHKしか受信出来ないようだが、あちこち持ち歩いて受信できるラジオ局を探すのも面白そう。


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:


   今回入手したのは完成品だったが、自分でハンダ付けする組立キットも売っているらしい。他にも色々あるみたいなので、追々蒐めていきたい。





2023年9月14日木曜日

龜大㒰

 

カメ大全

ジェフリー・E・ラヴィッチ/
ウィット・ギボンズ 著
冨水 明  日本語版監修

2023年8月1日 初版発行
株式会社エムピージェー



▲2021年に米国のプリンストン大学出版局から刊行かれた ‘ TURTLES  OF THE WORLD : A GUIDE TO EVERY FAMILY ’ の日本語版。世界の亀の美しいカラー写真が250枚以上掲載されている最新の亀類図鑑。 著者のひとりJeffrey E. Lovich氏は米国のサウスウエスト生物科学センターに勤める生態学者で、ヤエヤマセマルハコガメの亜種名の命名者でもある。もうひとりの著者である J. Whitfield "Whit" Gibbons氏は米国ジョージア大学で生態学の名誉教授をしている爬虫・両生類学者。日本語版監修の冨水明氏は「ビバリウムガイド」の編集長。翻訳は倉橋俊介氏で、「世界のカエル大図鑑」等の翻訳も手掛けている人。













2023年9月13日水曜日

紅富貴

 

チャノキ
Camellia sinensis

     ツバキ科ツバキ属の常緑喬木。原産地はインド、ベトナム、中国南西部と云われているが、詳細は不明。



   ▲今年1月に滋賀県大津市の千草園芸さんから取り寄せたチャノキ「紅富貴」に花が咲いた。ほんのりと甘い香りがある。紅富貴(べにふうき)は鹿児島県枕崎市の茶業試験場枕崎支場において、アッサム系の「べにほまれ」とダージリン系の「枕Cd86」を交配・育成した品種。命名登録(農林登録)は1993年、品種登録(種苗登録)は1995年。紅茶用に開発された品種だが、緑茶にするとメチル化カテキンを豊富に含み、アレルギーの症状改善に効果があるらしい。











楠蚕

 

クスサン(♀)
Saturnia(Caligula) japonica  japonica

 鱗翅目ヤママユガ科Saturnia(Caligula) 属。幼虫はシラガタロウと呼ばれ、広食性で様々な樹木の葉を食べる。蛹の繭はスカシダワラと言う。年1化で卵態越冬。



▲近所の街灯下で見付けたクスサンの雌。今年最初のクスサン。羨ましい事に北海道では昨年に続いて今年もクスサンが大発生しているらしい。こちらでは昨年、一晩に5匹見た事もあったが、大発生という程ではなかった。






2023年9月12日火曜日

東蟇蛙

 

アズマヒキガエル
Bufo japonicus formosus

無尾目ヒキガエル科ヒキガエル属。



▲株式会社いきもんから発売されたフィギュア「ネイチャーテクニカラー・大きなヒキガエル」。全4色。とりあえず琺瑯の鍋に入れてみた。








▲そう言えば最近本物のヒキガエルを見ていない。どこに行っちゃったんだろう。昔はもっといたような気がする。








▲これは5年前に庭にやって来たアズマヒキガエル。この後も生きたやつを1匹、死体を1匹しか見ていないと思う。この辺りのヒキガエルは結構大型で、体長18cmを超える個体もいる。








熇尾蛇


 
ヒバカリ
Hebius  vibakari  vibakari

有鱗目ナミヘビ科ヒバカリ属。



▲昨晩、近所の農道で見付けた見慣れない蛇。






▲初めて出会えたヒバカリ。山形県にもヒバカリが棲息している事を確認。










2023年9月11日月曜日

山繭来訪

 


ヤママユ
Antheraea yamamai

   鱗翅目ヤママユガ科ヤママユ属。幼虫はブナ科の葉を食べる。年1化で卵態越冬。



  ▲昨晩午後7時頃、台所の灯火にやって来たヤママユの雌。なるほど、この時間にはもう飛び回っているのか。







  ▲午後8時過ぎ、近所の街灯下で見付けたヤママユの雄。なるほどなるほど、いつもはもっと遅くなってから見に行っていたので死体しか発見出来なかったのかも。







▲ノコギリクワガタ(Prosopocoilus inclinatus inclinatus)の原歯型雄。体長45mm。






▲ノコギリクワガタ原歯型雄。38mm。







▲ノコギリクワガタ両歯型雄。50mm。






  ▲コカブト(Eophileurus chinensis chinensis)の雄。






  ▲トウホククロナガオサムシ(Carabus arboreus parexilis)の雌。コクロナガオサムシの東北地方南部に分布する亜種。