エグリトビケラ
Nemotaulius admorsus
毛翅目エグリトビケラ科スジトビケラ属
▲鯉が全滅した池でトビケラの幼虫が大量発生していた。もし鯉が生きていたらほとんど食べられていただろう。
▲多分エグリトビケラだと思うが、もしかしたら近縁の別種かも知れない。何せトビケラの仲間は毎年新種が発見されていて、まだよく知られていない種が沢山いるのだ。
▲エグリトビケラは水底に沈んだ落ち葉を楕円形に切り抜き、それを口から吐いた糸で綴って円筒形の巣を作る。巣と言っても、ミノムシの蓑のようにそれごと移動出来るので、住居と言うより衣服に近いものだ。
▲ちょっと失礼して1匹の幼虫を裸にしてみた。「いや~ん♥️」
▲ 幼虫の大きさはこれくらい。ちょっと美味しそう。いや、食べないけど。
▲大きなマルタニシもいた。これは多分2018年の11月に置賜公園の鏡沼から拾ってきた子だろう。魚が絶滅するような環境の変化でも生き残るしぶとさをこいつらは持っているのだ。
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