2018年9月10日月曜日

今日の本 25


ヤンマガKC

木多康昭

喧嘩稼業  ⑪

講談社

    木多康昭氏の「喧嘩稼業」の最新巻を読んだ。「喧嘩稼業」は、講談社が発行する週刊ヤングマガジンの2014年 2・3合併号から連載が始まった木多氏の描く格闘技漫画で、前作「喧嘩商売」の続編である。「喧嘩商売」では格闘技に関係無いギャグシーンが内容の半分を占めていたが、「喧嘩稼業」ではほぼ全てが格闘技の話になっている。

   今回の第11巻では、最強の格闘技を決める「陰陽《インヤン》トーナメント」の1回戦第4試合、キックボクサーの「川口夢斗」と、無敗の横綱「金隆山康隆」の闘いに決着がつく。重量級の格闘家同士の対戦には思わぬ結末が待っているのだが、ここでは詳しい事は書かない。今時最新巻の内容のネタバレは裁判沙汰になりかねないからだ。
   正直、面倒臭い世の中になったものだと思う。それでいて「とにかく面白いから買ってね」とかここで書いても、こっちには1銭も入らないのだ。

   ところで、この漫画は途中から読んでも話が全然分からないと思う。しかも「喧嘩稼業」は前作「喧嘩商売」の続編なので、「稼業」の1巻からではなく、「商売」の1巻から読まなければならない。ちなみに「喧嘩商売」は24巻まで出ている。まだ読んだ事がない人は、出来れば全巻新品で購入して欲しい。古本を買ったり、まんが喫茶を利用したりするのは邪道だと思う。


  というわけで講談社さん、なんかください。




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