2025年6月19日木曜日

中条天社蛾

 


ナカスジシャチホコ
Nerice bipartita

鱗翅目シャチホコガ科Nerice属。幼虫はバラ科木本の葉を食べる。年2化で、蛹越冬。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したナカスジシャチホコの雄。






▲ホソバシャチホコ(Fentonia ocypete ocypete)の雌。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年2化で、蛹越冬。シャチホコガ科。







▲オオクワゴモドキ(Oberthueria falcigera)の雄。幼虫はカエデ類の葉を食べる。成虫は何も食べない。年2化で、蛹で越冬する。カイコガ科。






▲エゾスズメPhyllosphingia dissimilis dissimilis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。スズメガ科。






キバネモンヒトリ (Spilarctia lutea japonica)の雌。幼虫は広食性。年2化で、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。





▲スジモンヒトリSpilarctia seriatopunctata seriatopunctata)の雄。幼虫は、クワやケヤキ、サクラ類、スイバ等の葉を食べる。年2〜3回発生し、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。







  ▲コクワガタ(Dorcus rectus rectus)の小型の雄。鞘翅目クワガタムシ科オオクワガタ属。





▲コクワガタの雌。






▲ゲジ(Thereuonema tuberculata)。灯りに集まる昆虫を捕食する。ゲジ目ゲジ科ゲジ属。










2025年6月18日水曜日

再びトミカへ その5

 

tomica
LIMITED VINTAGE

NISSAN 
SKYLINE 2000GT
POLICE CAR



▲予約注文していたトミカの「ニッサン スカイライン 2000 GT  パトロールカー 山形県警警察」が届いた。「ハコスカ」のニックネームで知られた3代目のスカイライン。スケールは1/64。普通のトミカよりちょっとお高いだけあって、頗る出来が良い。






▲シャシは金属製で、タイヤはちゃんとゴムっぽい弾力のある素材で出来ている。






▲塗装とプリントによって細かいディテールまで精密に仕上げられている。






▲全体のフォルムもデフォルメなくリアルに再現されている。見た目のリアリティを重視してドアの開閉ギミックとかはない。






▲何より地元の県警仕様というのが嬉しい。






▲まさに究極のトミカと言っても過言ではないと思う。ちなみに、この製品の対象年齢は15才以上である。







縁白四眼青尺蛾

 



ヘリジロヨツメアオシャク
Comibaena amoenaria

   鱗翅目シャクガ科Comibaena属。幼虫はコナラ、シダレヤナギ、ヒサカキ等を食べる。年2化で、幼虫で越冬する。シャクガ科。




▲昨晩、自宅の外灯に飛来したヘリジロヨツメアオシャクの雌。昨晩はいつもより早めに消灯したので確認出来た虫も少なかった。






▲ウスイロオオエダシャク(Amraica superans superans)の雄。幼虫はニシキギ科木本の葉を食べる。年2化で、幼虫越冬。シャクガ科。






▲スジベニコケガ(Barsine striata striata)。幼虫は地衣類を食べる。年2〜4化で、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。







2025年6月17日火曜日

夾竹桃



キョウチクトウ
Nerium oleander var. indicum 

キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑灌木、あるいは亜喬木。インド原産で、観賞用に古くから栽培されている。八重咲きの園芸品種をヤエキョウチクトウ(Nerium oleander var. indicum 'Plenum')という。全草にオレアンドリンという猛毒成分を持つ。



▲キョウチクトウ「ダブルイエロー」。最近「園芸ネット」さんから取り寄せた株。淡い黄色の八重咲き。





▲キョウチクトウ「サーモンピンク」。最近「千草園芸」さんから取り寄せた株。少し黄色味がかったピンクの八重咲き。






▲「斑入り葉ピンク八重」。これも「千草園芸」さんから取り寄せた株。葉だけではなく花にも斑が入っているせいか、花の形は乱れがち。今回入手したキョウチクトウ3株は、いずれも青森県藤崎町の「咲花園」さんで生産された株。

   今年になって10年育てたキョウチクトウ科パキポディウム属の「恵比寿笑い」が枯れてしまったので、その代わりに前から欲しかった八重咲きの夾竹桃を入手した。アデニウムやパキポディウムなどより寒さに強く丈夫なので、今度は枯らさないですむかも知れない。






日光天社蛾

 


ニッコウシャチホコ
Shachia circumscripta

鱗翅目シャチホコガ科Shachia属。幼虫はクルミ科木本の葉を食べる。年2化で、おそらく蛹で越冬する。日本固有種。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したニッコウシャチホコ。






▲オオバトガリバ(Tethea ampliata ampliata)。幼虫はコナラ属の葉を食べる。年2化で蛹越冬。カギバガ科。






▲エゾスズメPhyllosphingia dissimilis dissimilis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。スズメガ科。






▲オオアヤシャク(Pachista superans)。幼虫はモクレン属の葉を食べる。年2化で幼虫越冬。越冬中の幼虫は冬芽に擬態する。成虫は一見地味だが、裏側は結構派手で、シャクガ科の中では大型で魅力的な蛾。







▲クロスジハイイロエダシャク(Hirasa paupera)。幼虫はコナラやタニウツギの葉を食べる。シャクガ科。






▲カギシロスジエダシャク(Geometra dieckmanni)幼虫はブナ科木本の葉や新芽を食べる。年2化。幼虫で越冬する際に宿主植物の冬芽に擬態する。





▲シャクガの1種(シナトビスジエダシャク?)





▲コシマゲンゴロウ(Hydaticus grammicus)。トロ船に溜まった水の中にいた。鞘翅目ゲンゴロウ科シマゲンゴロウ属。






▲ヒメゲンゴロウ(Rhantus suturalis)。ゲンゴロウ科ヒメゲンゴロウ属。





▲コクワガタ(Dorcus rectus rectus)の雌。鞘翅目クワガタムシ科オオクワガタ属。





▲これもコクワガタの雌。





▲これもコクワガタの雌。コクワガタは3匹来ていた。






 

2025年6月16日月曜日

燕 その7

 


ツバメ
Hirundo rustica gutturalis

スズメ目ツバメ科ツバメ属の渡り鳥。日本へは夏鳥として南方からやって来る。



▲我が家の軒下で毎晩休んでいるツバメ達。最初は1羽だけだったのに、いつしか2羽になり、最近は5羽になった。おそらく右側の2羽はつがいで、左の3羽は今年巣立ったばかりの雛達だと思う。ツバメの雛は巣立った後も、しばらく親から餌を貰えるらしい。それは良いとして、問題は下に置いているサボテンが糞だらけにされてしまう事。ツバメ達を追い払わずに済む何か良い手立ては無いものだろうか。





条紅苔蛾

 

スジベニコケガ
Barsine striata striata

鱗翅目トモエガ科ヒトリガ亜科Barsine属。幼虫は地衣類を食べる。年2〜4化で、蛹で越冬する。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したスジベニコケガ。






▲スジモンヒトリSpilarctia seriatopunctata seriatopunctata)の雄。幼虫は、クワやケヤキ、サクラ類、スイバ等の葉を食べる。年2〜3回発生し、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲アカハラゴマダラヒトリSpilosoma punctarium)の雌。幼虫はクワやミズキの葉を食べる。年に3回発生し、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲バイバラシロシャチホコ(Cnethodonta grisescens grisescens)。幼虫は、クルミ科、カバノキ科、ニレ科などの広葉樹の葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。シャチホコガ科。







▲ヒトツメカギバ (Auzata superba superba)。幼虫はミズキ科木本の葉を食べる。年2〜3化で、幼虫で越冬。カギバガ科






ホシスジシロエダシャク(Myrteta punctata)。幼虫はヤマモミジの葉を食べる。年2化で幼虫越冬。日本固有種。シャクガ科。





▲ヨトウガMamestra brassicae)。幼虫は広食性。年2〜3化で、蛹で越冬する。ヤガ科。






▲ヤマトクロスジヘビトンボ(Parachauliodes japonicus)。広翅目ヘビトンボ科。




▲コガムシHydrochara affinis)。鞘翅目ガムシ科コガムシ属。







2025年6月15日日曜日

大株になった角茎蘭



ビフレナリア ハリソニエ
Bifrenaria harrisoniae

ラン科ビフレナリア属の常緑多年草。ブラジル原産。



▲2016年頃に米沢のムサシで入手したビフレナリア・ハリソニエが今年も開花した。昨年は2月に咲いているので1年4ヶ月ぶりの花。一昨年は6月に咲いているから、本来はこの時季に咲く植物なのかも知れない。






▲もともと1鉢だったのを株分けして2鉢にしていて、これは昨年6号のプラ鉢に植え替えてある。バルブの数は十数個になった。







▲もう1株はバルブが20個以上になっていて、やはり昨年に8号のプラ鉢に植え替えている。こちらの株にも花が2輪だけ咲いた。培養土にはベラボンを使ってみたが、これが正しいのかどうかは分からない。





黄毒蛾

 

キドクガ
Kidokuga piperita

鱗翅目トモエガ科ドクガ亜科Kidokuga属。幼虫は広食性。年1化で幼虫越冬。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したキドクガ。







▲クロモンアオシャク(Comibaena nigromacularia)の雄。幼虫は広食性。年2化で幼虫越冬。シャクガ科。





▲マエジロヤガ(Ochropleura plecta  glaucimacula)。幼虫は広食性で様々な草本を食べる。ヤガ科。






▲ユウマダラエダシャクAbraxas miranda miranda)。幼虫はニシキギ科木本の葉を食べる。年2〜3化。暖地では幼虫で、寒冷地では蛹で越冬する。シャクガ科。







▲コスズメTheretra japonica)。幼虫はブドウ科、アカバナ科、アジサイ科などの葉を食べる。年2化で蛹態越冬。スズメガ科。






▲スジモンヒトリSpilarctia seriatopunctata seriatopunctata)の雄。幼虫は、クワやケヤキ、サクラ類、スイバ等の葉を食べる。年2〜3回発生し、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲キハラゴマダラヒトリSpilosoma lubricipedum)の雄。前翅長17mm。幼虫は広食性。年3化で幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲キハラゴマダラヒトリの雌。






▲アカハラゴマダラヒトリSpilosoma punctarium)の雄。幼虫はクワやミズキの葉を食べる。年に3回発生し、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲カブラヤガ(Agrotis segetum)の雄。幼虫はネキリムシとも呼ばれ、広食性で様々な植物の茎を食べる。年2〜3化で、幼虫で越冬する。ヤガ科。






▲ハンノトビスジエダシャク(Aethalura ignobilis)。幼虫はカバノキ科木本の葉を食べる。年2化。シャクガ科。







▲オオバナミガタエダシャク(Hypomecis lunifera)の雌。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年2化で、幼虫越冬。シャクガ科。






▲ウスバミスジエダシャク(Hypomecis punctinalis conferenda)の雌。幼虫は広食性て様々な広葉樹の葉を食べる。シャクガ科。






▲ギンモントガリバ(Parapsestis argenteopicta argenteopicta)。幼虫の食性は不明。カギバガ科。







▲アオスジアオリンガ(Pseudoips prasinanus)。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。コブガ科。