2022年5月29日日曜日

沈丁花の実

 


ジンチョウゲ
Daphne odora

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。



   ▲今年1月に福島県只見町の富士園芸さんから取り寄せた沈丁花に、橙色の実がひとつだけ生っていた。富士園芸さんによれば、この沈丁花は「実成 雌株」との事だったが、2月に咲いた花にはちゃんと雄蕊と花粉があったので、明らかに雌株ではなく両性株である。こうなると、本当に沈丁花に雌株が存在するのか疑わしくなってきた。かつては沈丁花は雌雄異株とされてきたが、もしかしたら本当は全て両性株で、その中で自家結実性が高い株が一般に雌株と呼ばれているのかも知れない。沈丁花の果実を見れただけでも嬉しいのだが、贅沢を言うと出来れば一度でいいから沈丁花の純粋な雌株を見てみたいものだと思う。










2 件のコメント:

さんのコメント...

沈丁花の実は初めて見ました。
香はいいですか?

かねぽん さんのコメント...

春さん、特に香りは無いようです。
でも種子をまくときにつぶしてみれば、何か香りがするかも知れません。