2018年2月9日金曜日

今日の本 4

「日本のレトロびん」平成ボトル倶楽部














   昨日届いた本。

   日本の古いガラス壜に関する本。2017年3月25日、グラフィック社発行。
  様々な壜の写真332点の他に、壜の製造工程や歴史年表、ボトルディギングの事等がのっている。全体的に広く浅くといった内容で、これから壜収集を始める人の為の入門書といった感じ。
   「平成ボトル倶楽部」についてはよくわからないのだが、どうやら「平成ボトル倶楽部日記」というブログをやってるらしい。詳しくはそちらをご覧下さいといった所か。











  ついでに、わが家の本の堆積層の下の方から発掘したのがこれ。
  びん博士、庄司太一氏の「びんだま飛ばそ」














   「日本のレトロびん」の方は、よく書けてる本だとは思う。写真もキレイだし、そこそこ情報量もあるし、何より分かりやすいし。同じ内容の物を自分で書くとしたら大変だろうな、とも思う。でも「びんだま飛ばそ」と比べるとインパクトに欠けてるというか、本を開いた時の感動や興奮が少なかったような気がする。これは本に限らないのだが、表現する側の個人的な趣味や価値観が前面に出ている作品の方が、大勢の人の意見を採り入れたそれより完成度が高いというか、少なくとも自分がそういう物を求めているという事かも知れない。

  あと、ガラス壜はスタジオで一点一点撮影するより、いくつか並べて周りの風景と一緒に撮影した方が綺麗だと思った。
   今度自分で撮影する時の参考にしよう。

2 件のコメント:

さんのコメント...

あっ、同感! 
『びんだま飛ばそ』はわくわくと、隅から隅まで読んだのに、『日本のレトロビン』は一瞥して、本棚に直行させてしまいました。私が変わったのかなぁくらいに考えていたけれど、本が出来過ぎだったんですね。
ボトルディギングのブログは見ているとうらやましくなりすぎるので、ほとんど覗きません(笑)。

かねぽん さんのコメント...

春さん、ボトルディギングは誰の土地だか分からない所でゴミあさりをするわけですから、ちょっと抵抗も有りますよね。しかもわが家の周辺は田舎なので「ハケ」なんて見つからないし。同じゴミあさりならビーチコーミングの方が気兼ねなく出来て良いと思います。
あ、「駿陽飲料」の情報はまだ見つかりません。特許庁のサイトで商標登録を調べたり、静岡市の株式会社を検索しても出てきませんでした。