2018年10月28日日曜日

今日の本 30


とうちゅうかそう
冬虫夏草
ハンドブック
著・盛口 満    写真・安田 守
文一総合出版
2009年6月20日  初版第1刷発行

   10月に家の近くの林で見つけた謎のキノコ(多分ヒメサナギタケモドキ)について詳しく知りたくて取り寄せてみた本。
   結論から言うとヒメサナギタケモドキについては残念ながら掲載されていなかったので、謎のキノコは相変わらず「ナゾタケ」のままである。
   実はこの本、前に買おうと思った時は品切れだかメーカー問い合わせだかになっていて買えなかったので、今回はすぐに手に入って幸運だったと思っている。自分はこの文一総合出版のハンドブックシリーズが好きで、多分これで25冊目くらいだと思う。この本も他のハンドブック同様全ページカラーで、冬虫夏草の標本だけでなく、発生状態の写真も載っていたりして、とても分かりやすい内容になっている。ただ、日本に自生する冬虫夏草の全ての種類が掲載されているわけではないので、出来れば第2弾も出して欲しいと思う。

     著者の盛口 満氏は1962年、千葉県の生まれで、現在沖縄大学人文学部准教授をされている。「ゲッチョ先生」のニックネームで有名で、様々な生物について多数の著作を発表している。
    写真を担当した安田 守氏は、1963年、京都府生まれで、長野県の伊那谷を拠点として活動されている。彼の著書「イモムシハンドブック」全3巻はもはや自分の愛読書と言っても良い。

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