2025年9月11日木曜日

内天蛾

 


ウチスズメ
Smerinthus planus planus

鱗翅目スズメガ科Smerinthus属。 幼虫はヤナギ科やバラ科の葉を食べる。成虫は夜間に花の蜜を吸う。年2化で蛹態越冬。



▲昨日の夕方、近所の柳の樹で見付けたウチスズメの終齢幼虫。葉の上に虫のウンチがひとつ乗っかっていたので、もしかしたらウンチスズメ、じゃなくてウチスズメの幼虫がいるのではと探してみたらドンピシャだった。

(かねぽんのスズメガ図鑑にウチスズメの幼虫が追加されました)









▲昨晩、自宅の外灯に飛来したヤママユ(Antheraea yamamai)の雌。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年1化で、卵で越冬する。ヤママユガ科ヤママユ属。






▲スジベニコケガBarsine striata striata)。幼虫は地衣類を食べる。年2〜4化で、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。


 



▲キンイロエグリバCalyptra lata)の雄。幼虫はツヅラフジ科の植物の葉を食べる。トモエガ科エグリバ亜科。






▲ミツモンキンウワバ(Ctenoplusia agnata)。幼虫は広食性。年数回発生する。越冬態は不定。ヤガ科キンウワバ亜科。






▲ハイイロキシタヤガXestia semiherbida decorata)。幼虫は広食性で様々な草本を食べる。年1化で幼虫越冬。ヤガ科モンヤガ亜科。





▲ハイイロキシタヤガ。上と同じ個体。後翅の黄色がチラッと見える。








▲モクメヤガAxylia putris)。幼虫は広食性で、様々な草本を食べる。ヨーロッパから日本まで、ユーラシア大陸に広く分布する。日本では普通年2回発生し、越冬態は不明。海外では蛹での越冬が確認されている。ヤガ科モンヤガ亜科。






▲オビカギバDrepana curvatula acuta)の雌。幼虫はカバノキ科木本の葉を食べる。年2回発生し、蛹で越冬する。カギバガ科。








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