2025年9月10日水曜日

星と星姫

 


ホシホウジャク
Macroglossum pyrrhosticta

成虫は日中、花の蜜を吸う。幼虫はヘクソカズラやアカネの葉を食べる。年2~3化で、越冬態は不明だが、温暖な地域では冬でも成虫が見られる。



▲先日、自宅の前に生えているヘクソカズラで採集したイモムシ達が急激に成長してきた。これは形状からしてホシホウジャクの終齢幼虫だと思われる。

(かねぽんのスズメガ図鑑にホシホウジャクの幼虫が追加されました)




▲色が違うが、これもホシホウジャクだろう。尾角は可動しない。





▲こちらは尾角が長いのでホシヒメホウジャク(Neogurelca himachala sangaica)の幼虫。長い尾角をピコピコ前後に振りながら歩く姿が可愛い。






▲ホシヒメホウジャクの褐色型幼虫。色彩に多様性がある方が種全体としての生存確率が高くなるのだろう。







▲ヘクソカズラの葉にとまるオンブバッタ(Atractomorpha lata)。ヘクソカズラを含めた双子葉草本の葉を好んで食べる。年1回発生し、卵で越冬する。直翅目オンブバッタ科オンブバッタ属。






▲昨晩、自宅の外灯に飛来したヤママユ(Antheraea yamamai)の雌。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年1化で、卵で越冬する。鱗翅目ヤママユガ科ヤママユ属。






▲カブラヤガAgrotis segetum)の雄。幼虫はネキリムシとも呼ばれ、広食性で様々な草本の茎を食べる。農作物の害虫。年2〜3化で、幼虫で越冬する。ヤガ科モンヤガ亜科。






▲ドウガネブイブイAnomala cuprea)。鞘翅目コガネムシ科スジコガネ属。






▲ノコギリクワガタProsopocoilus inclinatus inclinatus)の両歯型雄。体長47mm。クワガタムシ科ノコギリクワガタ属。






▲お取り込み中のオオカマキリTenodera aridifolia)。蟷螂目カマキリ科。






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