オオタバコガ
Helicoverpa armigera armigera
鱗翅目ヤガ科タバコガ亜科Helicoverpa属。幼虫は広食性で各種農作物の害虫。年3〜5化。蛹で越冬する。
▲昨晩、自宅の外灯に飛来したオオタバコガ。
▲マエホシヨトウ(Pyrrhidivalva sordida)。幼虫はミゾソバの葉やセリの根を食べる。年1化。蛹で越冬する。ヤガ科ヒメヨトウ亜科。
▲マツオオエダシャク(Deileptenia ribeata)の雌。幼虫は広食性だが、針葉樹の葉を好む。年2化で、幼虫越冬。シャクガ科。
▲ヨツボシホソバ(Lithosia quadra)の雌。幼虫は毒針毛を持ち、地衣類を食べる。年2化で、幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。ウンナンヨツボシホソバ(Lithosia yuennanensis)の可能性もあり。
▲飼育していたホシホウジャク(Macroglossum pyrrhosticta)の幼虫達が全て蛹になった。この写真には6匹いるが、全部合わせると14匹もいた。採集した幼虫は1匹も死ななかったので、ここまでは順調にいっている。蛹の体長は一番大きい個体で42mm、小さいので36mm。ホシホウジャクはスズメガ科で、成虫は日中、花の蜜を吸う。幼虫はヘクソカズラやアカネの葉を食べ、1年に2~3回発生する。越冬態は不明だが、余程温暖な地域でないと越冬出来ない可能性が高い。
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