2024年5月14日火曜日

12日ぶりの海

 


また村松浜。



▲今日の村松浜の天気は雲ひとつ無い快晴。陽射しは強いものの風が少し冷たく、絶好のビーチコーミング日和。






▲水平線の彼方にうっすらと見える佐渡島。






▲粟島も見える。







▲風力発電の風車の羽根に何かゴミが付いている





▲と思ったら人だった。自分も高い所が好きなので羨ましい。







▲ハマナスが咲いていた。






▲ハマエンドウも。





▲定番のココヤシの実。もう日本海の漂着シーズンも終わりなので、あまり面白い物がうち上がってない。





▲オニグルミの結合双生児。もっと状態が良ければ持ち帰っていたかも。






▲おっ、これはもしかして







▲仙豆発見! 正確には「タシロマメ」(Intsia bijuga)というマメ科タシロマメ属の1種。東南アジアの熱帯地域に広く分布していて、日本の石垣島や西表島にも自生している。これを拾えただけでも来て良かった。








▲家に帰ってから、昔同じ浜で拾ったマラヤタシロマメと比べてみた。左がマラヤタシロマメ(Intsia palembanica)で長さ37mm。右が今回拾ったタシロマメで28mm。大きさが全く違うので判別は容易だろう。自分が仙豆と呼んでいる海豆類は原産地がより遠いせいもあって、新潟の海岸ではドラゴンボール(ガラス浮き)より漂着する数が少ない。年1個見付かれば良い方だと思う。







2024年5月13日月曜日

ガボラ咲く

 

クレマチス2種。



▲「リチャード・ペンネル」
Clematis ‘Richard Pennell’

   キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性木本。 英国のWalter Pennellによって作出されたラヌギノーサ系の交配種。1974年発表。品種名‘Richard Pennell’は作出者の息子の名に因む。交配親は‘Vyvyan Pennell’בDaniel Deronda’






▲「H.F.ヤング」
Clematis ‘H.F.Young’

   キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性木本。英国のWalter E. Pennellが作出したラヌギノーサ系(あるいはパテンス系)の園芸品種。1962年発表。品種名は英国グリムズビーにあるPennell社のナーセリーの所長の名にちなむ。


今年も我が家のクレマチスが開花した。どちらも2018年に地元のコメリで買ってきた株。あともう1種「ドクターラッペル」があるのだが、今年はまだ咲いていない。タイトルのガボラはウルトラ怪獣の名前。この花の形がその怪獣の姿に似ているので。






蝦夷天蛾

 

エゾスズメ
Phyllosphingia dissimilis dissimilis

   鱗翅目スズメガ科エゾスズメ属。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で蛹態越冬。


 ▲昨晩、近所の街灯下で見付けた今年最初のエゾスズメ。この個体は紫色が薄く地味なタイプ。これ以外にもう一匹、このブログでは未登場のウチスズメらしき蛾も来ていたのだが、残念ながら撮影前に逃げられてしまった。






2024年5月12日日曜日

大水黽再来

 

オオアメンボ
Aquarius elongatus

半翅目アメンボ科アメンボ属。



▲昨年に引き続き、今年もオオアメンボが我が家の池にやって来た。肢が短めなので多分雌だと思う。














色々発見

 

サンショウ
Zanthoxylum piperitum

ミカン科サンショウ属の落葉灌木。雌雄異株。


▲家の裏に生えていたサンショウの雄株。周辺の山林で時々サンショウの小さい株を見かけるが、次の年に同じ場所に行ってみると消えている事が多い。気候が合わないのか、ミヤマカラスアゲハの幼虫に食べられてしまうからか、木の寿命は短いようだ。








▲ヒメアオキ (Aucuba japonica var. borealis) 。家の近くの山林内に生えていた。今までは家から10km以上離れた、もっと山奥まで行かないと見つからなかったのに、まさかこんな近くに自生しているとは思わなかった。まさに灯台もと暗し。これも雌雄異株。






▲先月、大峠に行った時に見付けた謎の常緑灌木。花も実も付いてなくて、その場で何の仲間か分からなかったので枝を1本持ち帰って来たのだが、昨日やっと正体が分かった。これはミカン科のミヤマシキミの日本海側多雪地帯に適応した変種、「ツルシキミ」(Skimmia japonica var. intermedia f. repens)だと思われる。ずっと探していた植物だったので、この発見は嬉しい。これも雌雄異株。







2024年5月11日土曜日

谷空木

 


タニウツギ
Weigela hortensis

スイカズラ科タニウツギ属の落葉灌木。日本固有種で、日本海側の多雪地帯に多い。



▲道路際とか山林の縁とか、陽当たりの良い場所によく咲いているタニウツギ。この辺りではありきたりな自生の植物だが、まるで品種改良された園芸植物のような完成した美しさがある。













2024年5月10日金曜日

和蘭石竹

 

カーネーション

ナデシコ科ナデシコ属の多年草。南欧から西アジアの地中海沿岸地方原産の Dianthus caryophyllus を元に改良された園芸品種群。



   ▲今日、近所のヤマザワで買ってきたカーネーションの鉢植え。左のピンクが「プリティ®️さくら」で、右の赤いのが「プリティ®️いちご」。プリティ®️シリーズはサカタのタネで育成された園芸品種らしい。5月は「母の日」と「母の誕生日」があるので買ってきたのだが、なんで母の日とか桃の節句は祝日じゃないんだろう。












2024年5月7日火曜日

場違いなふたり

 


ウスバシロチョウ(♂)
Parnassius citrinarius

   鱗翅目アゲハチョウ科ウスバシロチョウ属。幼虫の食草はケシ科キケマン属の植物。卵態越冬で年1化。



▲昨晩、近所の街灯下で見付けたウスバシロチョウ。昼行性の本種が何故街灯に来ていたのかは不明。ウスバシロチョウはこの辺りではしばらく見かけなかったので絶滅したかと思っていたが、これで3年連続の目撃。







▲ヘビトンボ(Protohermes grandis)の幼虫も来ていた。本来ヘビトンボの幼虫は水中で暮らしているはずだが、おそらく蛹になるために上陸したのだろう。



  

2024年5月6日月曜日

柊の実

 

ヒイラギ

Osmanthus heterophyllus


   モクセイ科モクセイ属の常緑亜喬木。従来は雌雄異株と云われていたが、実際は雄株と両性株があり、雄性両全性異株だと思われる。



▲2019年11月に地元のコメリで買ってきた五色柊(ゴシキヒイラギ)に実が生った。熟す前に落ちてしまうかも知れないので今のうちに投稿しておく。






▲2022年11月にヤフーオークションで入手したハリネズミヒイラギが開花している。本来ヒイラギは秋咲きのはずだが、どうしてこの時季に咲いたのかは不明。ハリネズミヒイラギは葉の表面に刺があるのが特徴で、よく見ると花弁の表面にも刺のような突起がある。







▲2016年にコメリで買った牡丹「大正の誇」も開花中。我が家にある3品種のうち、今年はこの株しか咲いていない。






▲2018年5月にやはりコメリで買ったレンゲツツジも咲いている。鉢植えで育てていたものを昨年の秋に地植えにした。








2024年5月3日金曜日

スナボア

 
ビバリウムガイド 
VIVARIUM 
GUIDE
No.105
2024年夏号

令和6年5月2日発売
株式会社 エムピージェー発行



   ▲ビバリウムガイド(VIVARIUM  GUIDE)は、株式会社エムピージェーが年4回発行する爬虫類・両生類の飼育情報誌。 1997年、月刊アクアライフの増刊号として創刊。2017年の通算77号から正式に雑誌コードを取得し、独立季刊誌になっている。 

   今回の表紙は中米原産のハラガケガメ(Claudius angustatus)。
巻頭特集は「はじめの一歩」と題して飼育器具の種類と選び方について編集長の冨水明氏が解説。

   「爬虫類ハンター加藤英明の現地レポート」は第91弾。「コスタリカの自然と動物~グリーンバシリスクの楽園~」。中米コスタリカの熱帯雨林の動物達を紹介してくれている。

   個人的には巻末に組まれているスナボアの特集が興味深かった。







2024年5月2日木曜日

9日ぶりの海

 

今日の村松浜。



▲また海に行ってきた。天気は快晴に近い晴れ。雲量は1割位。北風が少し強く肌寒かったが、波は穏やかだった。






▲沖合いには地質調査船。洋上風力発電関係かな?





▲波打ち際を歩くカルガモ2羽。






▲ミユビシギは数十羽の群れでいた。







▲ヒラタブンブクが沢山打ち上げられていた。






▲スナジクズタケが沢山生えていた。







▲何年かぶりで見たゴバンノアシの実。南方系の漂着物があるという事はモダマ類も来てるんじゃないかと探してみたが、残念ながら何も無かった。