ダイオウサソリ
Pandinus imperator
サソリ目コガネサソリ科Pandinus属。
アフリカ大陸中西部の熱帯雨林に棲むサソリ。
と言ってもこれは海洋堂から2019年2月に発売された「リボジオ」シリーズ第1弾のフィギュア。
▲ダイオウサソリの特徴でもある大きな触肢は可動式。4対ある脚は固定式。口元の小さな鋏角もちゃんとリアルに再現されている。前体(頭胸部)上部中央の1対の中眼や前部側面にある3対の側眼も一応再現されているが、小さくてよく見ないと分からない。
▲大きさはこれくらい。これでだいたい実物大らしい、生きている実物をこんな風に持ったら尾節の毒針で刺されているはず。
▲中体(前腹部)下面にある1対の櫛状板という感覚器官の大きさやその基部にある生殖口蓋の形状で雌雄を判別出来るらしい。これは櫛状板が小さいので多分雌。4対のスリット状の気門の奥には書肺と呼ばれる呼吸器官がある。
▲尻尾のように見えるのは、終体と呼ばれる腹部の一部で、その先端に肛門がある。赤い部分が毒針のある尾節。
▲ダイオウサソリは一般に世界最大のサソリと云われているが、カメルーンのオオダイオウサソリ(Pandinus dictator)や、インドのインディアンジャイアントフォレストスコーピオン(Heterometrus swammerdami)の方が大きくなるらしい。
いや、自分はよう知らんけど。
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