オリエント
マコ XL
FEM75005R9
ORIENT
MAKO XL
FEM75005R5
2017年にオリエントから海外市場向けに発売された200m防水の時計。ステンレス製ケースの直径は44mm、厚さ13.5mm、ラグ幅22mm。ステンレスのベルトを含めた重さは192g。白い文字盤のおかげで視認性は極めて良い。風防はミネラルガラス製。
▲裏蓋はシースルーではないので中身は見えないが、ムーブメントは1975年に開発された自動巻きの「EM46943」で、かつてはオリエントの様々な機種に使われていた物だが、今ではおそらくこの「MAKO XL」シリーズにしか搭載されていないと思う。21石の6振動。パワーリザーブは最大で40時間。日差は+25~-15秒。古い設計なので時刻合わせの際の秒針停止機能は無い。また、竜頭でゼンマイを巻き上げる事も出来ないので、稼働させる為には時計をシェイクするしかない。
▲ケース側面2時位置にあるプッシュボタンで曜日送りが出来るが、結構間違って押してしまう事が多い。
▲文字盤全体が光を蓄えて暗い所では煌々と輝く。明暗両所でここまで視認性の良い時計は中々他に無いと思う。
最近のオリエントのダイバーズウォッチは総じてデザイン面で優れた物が多く、作りもしっかりしていながら実売価格は信じられない位安いのが魅力。日常的に惜しみ無く思いっきり使い倒すのにもってこいの時計だと言えるだろう。
ところでマコってなに?
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「オリエント」は、日本の腕時計メーカー。1950年(昭和25年)に多摩計器株式会社として東京都南多摩郡日野町にて創業。東洋時計の日野工場を借り受け、翌年には「オリエント時計株式会社」に社名変更して腕時計「オリエントスター」を発売。その後順調に売り上げを伸ばしていたが、2000年頃から業績が悪化し、2009年(平成21年)にはセイコーエプソンの機能子会社になった。2017年(平成29年)にはエプソンに事業統合されて、現在オリエントはエプソンの腕時計ブランドとなっている。
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