2025年9月14日日曜日

星蜂雀の蛹

 



ホシホウジャク
Macroglossum pyrrhosticta

鱗翅目スズメガ科Macroglossum属。成虫は日中、花の蜜を吸う。幼虫はヘクソカズラやアカネの葉を食べる。1年に2~3回発生する。越冬態は不明だが温暖な地域では冬でも成虫が見られる。



▲自宅前で採集したホシホウジャクの幼虫達のうち、1匹が蛹になった。ホシヒメホウジャクと同じように数枚の葉を口から吐いた糸で綴り合せて、その中で蛹化した。ホシホウジャクの蛹の形状はホシヒメホウジャクとは違い、長い口吻を収める為か頭部に張り出した部分があり、何故か腹部後端が尖っている。

  かねぽんのスズメガ図鑑にホシホウジャクの蛹の写真を追加しました。






▲昨晩、自宅の外灯に飛来したヤママユ(Antheraea yamamai)の雌。前日見た個体より白っぽい。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年1化で、卵で越冬する。ヤママユガ科。





▲これもヤママユの雌。茶色みの強い個体。







▲ヨモギエダシャクAscotis selenaria cretacea)の雌。幼虫は広食性。年2〜4化。蛹態越冬。シャクガ科。






クロフトビイロヤガ(Xestia fuscostigma)。幼虫は広食性で様々な草本を食べる。年2化。ヤガ科モンヤガ亜科。






▲キンイロエグリバCalyptra lata)の雌。幼虫はツヅラフジ科の植物の葉を食べる。トモエガ科エグリバ亜科。







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