これまでに我が家周辺で見られたスズメガ24種。(順不同)
▲トビイロスズメ
Clanis bilineata tsingtauica
幼虫はマメ科植物の葉を食べる。年1化。スズメガ類では珍しく前蛹で越冬する。
▲クルマスズメ
Ampelophaga rubiginosa rubiginosa
幼虫はブドウ科の植物の他、ノリウツギやキウイフルーツの葉も食べる。年1化で蛹態越冬。
▲エゾスズメ
Phyllosphingia dissimilis dissimilis
幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。
▲ヒメサザナミスズメ
Dolbina exacta
幼虫はモクセイ科木本の葉を食べる。蛹態越冬。年2~3化と云われている。よく似たサザナミスズメとは腹部下面の模様で見分けられる。
▲サザナミスズメ
Dolbina tancrei
幼虫はモクセイ科の植物の葉を食べる。年2化で蛹態越冬。
▲シモフリスズメ
Psilogramma increta
幼虫は広食性で多様な植物の葉を食べる。年1~2化で蛹態越冬。
▲エゾシモフリスズメ
Meganoton analis scribae
幼虫はモクレン属の葉を食べる。年1~2化で蛹態越冬。
▲ベニスズメ
Deilephila elpenor lewisii
幼虫の食草はアカバナ科、ツリフネソウ科、ミソハギ科、アカネ科、ブドウ科、アブラナ科、マメ科等、多岐に亘る。蛹で越冬する。
▲コスズメ
Theretra japonica
幼虫はブドウ科、アカバナ科、アジサイ科などの葉を食べる。年2化で蛹態越冬。
▲コスズメの幼虫
Theretra japonica
▲ノコギリスズメ
Laothoe amurensis amurensis
幼虫はヤマナラシ属(Populus)の葉を食べ、蛹で越冬する。年2化という説があるが、1化の可能性が高い。
▲モンホソバスズメ
Ambulyx schauffelbergeri
幼虫はクルミ科木本の葉を食べる。年1~2化で蛹態越冬。
▲エビガラスズメ
Agrius convolvuli
幼虫は広食性で様々な草本の葉を食べるが、ヒルガオ科の植物で見つかる事が多い。年2~3化で蛹態越冬。成虫の口吻の長さは日本最長。
▲エビガラスズメの幼虫
Agrius convolvuli
▲ウンモンスズメ
Callambulyx tatarinovii
幼虫はニレ科木本の葉を食べる。年2化。蛹で越冬する。
▲モモスズメ
Marumba gaschkewitschii echephron
幼虫は主にバラ科木本の葉を食べるが、他にハコネウツギ、ニシキギ、ツゲなどを食べる事もある。年2化で蛹態越冬。
▲モモスズメの幼虫
Marumba gaschkewitschii echephron
▲ホソバスズメ
Ambulyx ochracea
幼虫はヌルデの葉を食べる。年2化で蛹態越冬。
▲ホシホウジャク
Macroglossum pyrrhosticta
成虫は日中、花の蜜を吸う。幼虫はヘクソカズラやアカネの葉を食べる。年2~3化で、温暖な地域では成虫での越冬が観察されている。
▲クチバスズメ
Marumba sperchius sperchius
幼虫はブナ科やアオイ科シナノキ属の葉を食べる。蛹態越冬。暖地では年2化。成虫は口吻が退化し、何も食べない。
▲コエビガラスズメ
Sphinx constricta
幼虫は広食性。年2化で蛹態越冬。
▲ウチスズメ
Smerinthus planus planus
幼虫はヤナギ科やバラ科木本の葉を食べる。成虫は夜間に花の蜜を吸う。年2化で蛹態越冬。
▲ヒサゴスズメ
Mimas christophi
幼虫はカバノキ科の樹の葉を食べる。年1化で蛹態越冬。
▲クロテンケンモンスズメ
Kentrochrysalis consimilis
日本固有種。幼虫はモクセイ科木本の葉をたべる。年2化で越冬態はおそらく蛹。
▲クロホウジャク
Macroglossum saga
幼虫はユズリハ属木本の葉を食べる。年2化で、温暖地では成虫での越冬が確認されている。成虫は夕方から夜間に活動する。
▲クロスキバホウジャク
Hemaris affinis
幼虫はスイカズラ科やアカバナ科の植物の葉を食べる。年2回発生し、蛹で越冬する。成虫は昼間活動し、花の蜜を吸う。
▲セスジスズメの幼虫
Theretra oldenlandiae oldenlandiae
(2025年7月27日最終更新)
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