SAILOR KINGPROFIT
日本で初めてボールペンを製造したり、カートリッジ万年筆の特許を取得するなど、日本の筆記用具業界を常に牽引してきた老舗メーカーである。
セーラー万年筆の「キングプロフィット」は、2003年(平成15年)に販売開始。
デザインはモンブランのマイスターシュテュックを彷彿させるが、マイスターシュテュックのNo.149より微妙に大きい。
蓋、胴、大先はPMMA樹脂(ポリメタクリル酸メチル樹脂=アクリル樹脂)製で、ペン先はなんと21金。つまり金含有率87.5%という事。
大型の万年筆なので、キャップを後ろに着けないで書く方が良い。
インクの補充は、コンバータとカートリッジの両用式。
日本の万年筆のデザインは、ドイツのパクリが多いのが残念。だいたい万年筆自体が前世紀の遺物みたいな存在だから、モダンなデザインの製品を作っても売れないんだろうけど。日本のメーカーは見た目より性能とか品質で勝負すれば充分だという事かも知れない。
最近の傾向としては、キングプロフィットのような大型の万年筆が増えてるような気がする。個人的には大きい事は良い事だと思うので、もっとどんどん作って欲しい。胸ポケットに入らなくなるのは残念だけど、そっちの方はボールペンとかシャープペンシルで充分だと思うので。
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