(後編)
「たった1つの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は『酩探偵かねぽん』!」
前回のあらすじ。
かねぽんは、ある日偶然立ち寄ったホームセンターにおいて、1本の見慣れない剪定鋏と出会った。彼は「マルマン佐藤」と名乗っていたが、彼の正体を不審に思ったかねぽんは、調査に乗り出した。彼の正体は果たして…。
まあ、正体も何も最初から「工藤製鋏所」で作った物だろうとアタリは付けていたんだけど、一応ちゃんと確認しておこうと思って、買ってみたよ、ほら、「丸清」印の片手刈込鋏裏スキ。
2つを比べてみると、全体の形は同じだって事が分かる。左が「丸万」で右が「丸清」。刻印の他に違う点は、「丸清」の方は金止になっていて、刃に裏スキが施されている事。
ついでにもう1つ、気になる鋏があったので取り寄せてみた。(楽天のポイントを使ったのでお金は払ってない。)
「宗寛」の「根切兼刈込長刃」
3つ並べてみると殆んど形が同じだという事が分かる。ただ「宗寛」には裏スキが無い。
それぞれの刻印はこんな感じ。上から「マルマン佐藤」「工藤製鋏所」「阿武隈川宗寛刃物工場」
これで「丸万」の「AG-15」と「宗寛」の「根切兼片手刈込長刃」の製造元が「丸清」こと「工藤製鋏所」である事は証明出来たと思う。だがそれぞれ微妙な所が違っていて、製品ごとの個性を出しているのが面白い。
~~エピローグ~~
いつものように立バネを虫バネに交換してみた。みんなお揃いでなんか可愛くなったような気がする。
酩探偵かねぽん、次回も(やるかどうかわからんが)お楽しみに!
0 件のコメント:
コメントを投稿