「デンドロビューム」 石田源次郎
NHK趣味の園芸 よくわかる栽培 12か月 デンドロビューム
NHK出版発行。著者は広島市植物公園の園長をしていた石田源次郎氏。
デンドロビウムの鉢植えを手に入れたのはいいが、育て方が分からなかったので、早速本屋で買ってきたデンドロビウムの本。初版が2001年の本だから内容が時代遅れの可能性もあるし、著者が関西地方の人なので東北地方で役に立つか不安だが、これに代わるデンドロビウムの専門書が出版されてないので仕方ない。
こういう本は興味がある内に一気に読んだ方が良い。興味が無くなると、読まないまま積み上げた本の地層の下で化石になってしまったり、無理に読んでも全然頭に入らなくて途中で投げ出してしまったりする。
でもこの本、単なる植物の育て方のハウツー本ではない。カラー写真がいっぱい載っていて色んな品種が紹介されていて、図鑑として見ても面白い。もちろん最新の園芸品種は載ってないが、蘭の品種改良は時間がかかるから、掲載されているのはせいぜい1世代か2世代前の品種だろう。まだ生産されていて市場に出ている物や、一般家庭で大事に育てられている株もあるはず、ってこんな事を考えながら読むのも興味があるからこそ。
前から思っていたんだが、義務教育で単位制を採り入れて、子供が興味を持っている事から教育するようにしたら、もっと学習が捗るのではないだろうか。今の制度だと、落ちこぼれを出さない事に心を配るあまり、子供の本来の学習能力が生かしきれて無いような気がする。まあ、この本とは関係ない話だが。
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