ケース 「スモール ストックマン」
W.R.Case & Sons Cutlery Company
'Small Stockman’
ハンドルの長さだけだと57mm程の、この小さなポケットナイフは、たしかヤフオクで大分前に手に入れた物だと思う。刃が随分研ぎ減りしていて錆びだらけだったので、かなり価格は安かったが古いナイフである事は間違いなかった。
刃の根元部分には刻印がある。ケース社のナイフはこの刻印(Tang Stamp)のデザインで製造年がわかる。ケース社のホームページに掲載されている対応表を見ると、このナイフは1940~1964年に製造された物らしい。狙い通り結構古いナイフだったようだ。
その裏側にも刻印があって、「6333」という数字が刻まれている。1番左の数字がハンドルの素材、2番目が刃の数、その他はナイフのパターン(形状)を表しているらしい。
同じくケース社のホームページによると、このナイフのパターンは「Small Pen Knife」もしくは「Small Stockman」と言うらしい。
昨夜このナイフを弄っていて、親指を少し切ってしまった。古いナイフだからといって油断は出来ない。良い刃物は古くてもよく切れるのだろう。
ところで、ケースのナイフって、新品だと何であんなに高いの? 自分は古い方が好きだから別にいいんだけど。
「ケース」社 (W.R.Case & Sons Cutlery Company) は、1889年創業のアメリカのナイフメーカー。1993年からは Zippo Manufacturing Company の傘下になっている。
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