2022年8月30日火曜日

飛庄二挺

 


飛庄
曲両刃剪定鋏



▲最近メルカリで購入した少し昔の飛庄の剪定鋏2挺。出品者様は富山県の方。左は現在ニンニク切鋏の名称で販売されている製品とほぼ同じで、長さは約180mm。右は柿軸切鋏として販売されていた物に似ていて、長さは約165mm。どちらも両刃で反刃、そして皮止めである所が共通している。






  ▲新旧の製品を比較してみた。左が現在も販売されているニンニク切鋏。右が今回入手した古い鋏。違いは虫バネの取り付けが可能かどうかくらいで、あとはほとんど変わらない。





▲柿軸切鋏も比較してみた。左が最近まで販売されていた物で、右が今回入手した古い製品。刃の形状とボルトの頭の直径が異なる。







▲裏返してみると、新しい製品には真鍮のナットが付いていない。紛失したのではなく、最初から使われていないのだ。






▲刃を開き切った時の角度の違い。新しい方が大きく開く。






▲紙箱の蓋には「曲両刃 501 型7吋」と表記されている。



「飛庄」は山形市桧町の「株式会社 飛庄」の商標。かつては「飛塚製鋏所」として知られていたが、今年2月の飛塚靖仁氏の急逝に伴い、3月より社名が変更された。現在は4代目の飛塚大貴氏が家業を受け継いでいる。












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