セスジスズメ
Theretra oldenlandiae oldenlandiae
鱗翅目スズメガ科コスズメ属。幼虫は広食性で様々な草本の葉を食べる。1年に2~3回発生し、蛹の状態で冬を越す。
▲昨晩、幼虫から飼育していたセスジスズメが羽化した。9月に近所のサトイモ畑で見付けた幼虫のうち、これが羽化第1号。蛹化から羽化まで3週間以上かかった。前翅長は約35mm。今までセスジスズメの幼虫は何度も見ているのに成虫は見た事がなかったので飼育を始めてみたのだが、これでやっと願いが叶った。しかし、時季的に越冬すると思っていた蛹がまさかの羽化。これから産卵して幼虫が孵化したとしても、蛹になる前に冬が来てしまうだろう。セスジスズメは蛹でしか冬を越せないはずなので、もう少し暖かい地方、例えば新潟や福島の海岸沿い等に飛んで行って子孫を残してくれる事を祈るしかない。
かねぽんのスズメガ図鑑にセスジスズメの成虫が追加されました。
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