2025年10月1日水曜日

長月から神無月へ

 


エビガラスズメ
Agrius convolvuli

   鱗翅目スズメガ科Agrius属。幼虫は主にヒルガオ科草本を食べる。年2~3回発生し、蛹で越冬する。成虫は夜間に訪花吸蜜し、その口吻は日本産の昆虫類で最も長い。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したエビガラスズメの雄。エビガラスズメは蛹でなければ冬を越せないはずだが、この時期に羽化した個体の子供達は、果たして冬が来る前に蛹になれるのだろうか。






▲ナシケンモン(Viminia rumicis)。幼虫は広食性。年2〜4回発生し、蛹で越冬する。ヤガ科ケンモンヤガ亜科




 

▲カラスヨトウ
Amphipyra livida corvina)。幼虫は広食性。年1化で成虫越冬。ヤガ科カラスヨトウ亜科






▲アキアカネSympetrum frequens)の雌。年1化。卵態越冬。蜻蛉目トンボ科アカネ属。







▲コカマキリStatilia maculata maculata)の雌。緑色型はちょっと珍しい。蟷螂目カマキリ科。







▲今朝になって、飼育中のホシホウジャク(Macroglossum pyrrhosticta)の2匹目が羽化していた。







▲前翅長は約24mm。昨日羽化した個体より僅かに大きい。それと尾羽の形が違っている。雌雄の差だろうか。






▲ホシホウジャクは鱗翅目スズメガ科Macroglossum属。成虫は日中、花の蜜を吸う。幼虫はヘクソカズラやアカネの葉を食べる。年2~3化。越冬態は不明だが温暖な地域では冬でも成虫が見られる。寒冷地では越冬出来ない可能性が高い。





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