ホシホウジャク
Macroglossum pyrrhosticta
鱗翅目スズメガ科Macroglossum属。成虫は日中活動し、花の蜜を吸う。幼虫はヘクソカズラやアカネの葉を食べる。1年に2~3回発生する。
▲今日の午前中に羽化したホシホウジャクの雌。前翅長約26mm。これで飼育していたホシホウジャク13匹が全て巣立っていった。本当は全部で14匹いたのだが、気の毒にも事故で蛹を1匹潰してしまっている。それでも自然下での生存率に比べたら、かなりましな方だろう。今まで付き合ってくれてありがとうホシホウジャク。我が家で羽化したホシホウジャクの前翅長はだいたい23〜26mm位で、誤差が±1mmあったとしても30mmを超えるような個体はごく稀なのではないかと思う。紛らわしいクロホウジャクとは大きさで区別出来そうだが、飛んでいるのを見ただけではやはり見分けるのが難しそうだ。
▲エビガラスズメ(Agrius convolvuli)の雄。前翅長46mm。昨晩自宅の外灯をうっかり点けっぱなしにして寝てしまい、その後飛来したのがそのまま外灯下に昼まで居残っていた。もうスズメガが灯火にやって来る季節は終わったと思って最近は前より早く寝るようになったのだが、もう暫くは夜更かしした方が良いのかも知れない。なぜならスズメガ類は夜半過ぎに来る事が多いからだ。エビガラスズメは鱗翅目スズメガ科Agrius属。幼虫は主にヒルガオ科草本を食べるので、サツマイモやアサガオの害虫でもある。年2~3回発生し、蛹で越冬する。成虫は夜間に訪花吸蜜し、その口吻は日本産の昆虫類で最も長い。
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