2022年2月7日月曜日

青木 その4

 

アオキ
Aucuba japonica

    ガリア科(アオキ科)アオキ属の常緑灌木。雌雄異株。


▲新潟市の苗通販店「ぐりーんべりぃ」さんから取り寄せた斑入りのアオキの苗3株。左が「残月」、真ん中が「スターダスト」、右が「星月夜」。このお店は複数本買うとかなり割引してくれるのでありがたい。これでアオキの園芸品種は10種類集まった。








2022年2月6日日曜日

沖縄裏白樫 その4

 


オキナワウラジロガシ
Quercus miyagii

   ブナ科コナラ属の常緑喬木。日本固有種で、奄美大島、徳之島、沖縄島、久米島、石垣島、西表島に自生する。別名ヤエヤマガシ、カシギ。



▲昨年11月にメルカリで入手したオキナワウラジロガシのどんぐり。順調に芽が伸びて、葉が展開してきた。茎の高さは20cmを超え、葉の長さは5cm程になった。






   ▲発芽の時に芽の先端がちぎれて、もう駄目だと思っていた株からも、新しい芽が2本伸びていた。どんぐりの生命力って凄い。諦めて捨てたりしないで良かった。






2022年2月5日土曜日

13G057

 


パフィオペディルム
(13G057)



Paphiopedilum   (13G057)

    2018年4月に米沢のムサシで購入した蘭。三重県鈴鹿市の「サノ・オーキッド」で生産された株。交配親は、(Paph. Enzan Fruit “Kamikane” × Paph. 04035)。約4年ぶりの開花。黄色系のパフィオは3株持っているが、どれも何とか枯れないで済んでいる状態。こうして健気に花を咲かせてくれると、もっと真面目に育ててあげないといけないなあと思う。







2022年2月4日金曜日

棍棒飴蜂

 


コンボウアメバチ
Habronyx insidiator

   膜翅目ヒメバチ科コンボウアメバチ属。ヤママユガ類に内部補食寄生し、その際寄主の生体防御反応を抑制するために共生ウイルスを利用しているという。




   ▲朝起きたら部屋の中にいたコンボウアメバチ。体長約3cm位。産卵管が見当たらないので多分雄だと思う。生態は気持ち悪いが、形態は美しい寄生蜂。






  ▲どうやら昨年12月に採集したウスタビガの繭から羽化したようで、繭の出口付近が汚れていた。本来は春になってから羽化するはずだが、部屋の中が暖かかったので、誤って出て来てしまったのだろう。さて、この蜂さんをどうしたものか。














2022年2月3日木曜日

青木 その3

 

アオキ
Aucuba japonica

ガリア科(アオキ科)アオキ属の常緑灌木。雌雄異株。


▲三重県桑名市の「花ひろばオンライン」さんから斑入りのアオキの苗を3株取り寄せた。左が「名月」で実にも斑が入る品種。右が「満月」で、シーボルトの「フローラ・ヤポニカ」にも載っている古い品種。中央が「湘南満月」で、カイガラムシのおまけが付いていた。3種とも雌木らしい。







2022年2月2日水曜日

鍛冶匠

 


工藤製鋏所
葉刈用片手刈込鋏皮止



 ▲通販サイト「山形の特産品・とっておきの山形」を通して、山形市円応寺町の「工藤製鋏所」の刈込鋏を購入した。長さ30cmの大型の鋏である。通販サイトに注文したのは金止だったが、もう製造を中止していて、在庫がないらしく、皮止で良ければとの事だったので、こちらを送って貰った。





▲表側には「鍛冶匠」の切銘。







    ▲裏側には「羽州」の打刻。この鋏にはどこにも工藤製鋏所を示す刻印が無い。







▲刃は反刃になっている。





  ▲写真では判り難いが、刃裏は両方とも裏スキが施されている。鋏鍛冶の持てる技術を総動員した、長年の経験の集大成とも言える「作品」と成っている。既に通販サイトでは売り切れになっているようなので、今回こんな入手困難な品を購入出来た事は幸運だったと思う。







2022年2月1日火曜日

青木 その2

 


アオキ
Aucuba japonica

ガリア科(アオキ科)アオキ属の常緑灌木。雌雄異株。



 ▲ 岐阜県中津川市の「ガーデン・チコリ  彩乃里」さんから取り寄せた斑入りのアオキ2種。左が「越路錦」で、右が「ホタル斑白実」。






▲「越路錦」は日本海側多雪地帯型の変種ヒメアオキ(A. j. var. borealis)の選抜種で、その斑は後暗みなので、この時期はほとんど消えてしまっているが、辛うじて先端の方の葉に斑が残っている。似たような品種で「越後錦」というのがあるが、もしかしたら同じ物かも知れない。







   ▲「ホタル斑白実」は、実がひとつ付いている株が送られてきた。アオキの葉に入る斑はおそらくウイルスによるものなので、この実の中の種子を播いても斑入りの株は生まれないと思うが、試しに蒔いてみるのも悪くないだろう。