2021年7月8日木曜日

梅雨時の花

 

ナンテン
南天


Nandina domestica

    メギ科ナンテン属の常緑灌木。歳時記によれば南天は仲夏の季語。この株は3~4年前に他所の家から勝手に白実南天の実を盗ってきて、その種子を蒔いて育てたもので、やっと開花まで漕ぎ着けた。白実南天の種子を蒔いても白実が生るとは限らないので、これもおそらく普通の赤実になると思うが、この株からまた種子を採って蒔けば、もしかしたらその中に白実が出現するかも知れない。









クチナシ
梔子


Gardenia jasminoides

   アカネ科クチナシ属の落葉灌木。今年はクチナシの小品盆栽にこれまでになく沢山の花が咲いた。玄関に飾ってみたら家中に芳香が充満していた。









オモト
万年青


Rohdea japonica

   キジカクシ科オモト属の常緑多年草。2019年6月に近所のコメリで買ってきた獅子葉の株に花が咲いた。これは「玉獅子」という古くからある品種らしい。去年も花は咲いたのだが実は生らなかった。今年はどうだろうか。










コムラサキ
小紫


Callicarpa dichotoma

    クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉灌木。数年前に米沢のイオンで買ってきた小品盆栽。ラベルには紫式部と記されていたが、正確には同属のコムラサキだと思われる。毎年花が咲き、秋には小さな紫色の実が沢山生る。











クリスマスローズ


Helleborus orientalis hybrid

    キンポウゲ科ヘレボルス属の常緑多年草。最近、クリスマスローズが季節外れに開花する事が多くなった。この株は本来濃い紫の花だが、この時期に咲くとなぜかこんな色になる。












アメリカアジサイ
「インクレディボール」


Hydrangea  arborescens Abetwo”
INCREDIBALL

   アジサイ科アジサイ属。北アメリカ原産のアメリカアジサイの園芸品種。 有名な「アナベル」の実生の中から選抜されたもので、父親(花粉親)は不明。米国植物特許(U.S.Plant Patent)の発行は2009年12月15日。特許の申請・所有者はアメリカのミシガン州グランドヘヴンにある「スプリング・メドウ・ナーセリー」(Spring Meadow Nursery, Inc.) 。ブリーダーは同社の「ティモシー・D. ウッド」(Timothy D.Wood)氏。「インクレディボール」は流通名で、登録名は「アベツー」。最近は「アナベルジャンボ」の名で流通している。  2018年6月に地元のコメリで買った株。











キキョウ
桔梗


Platycodon grandiflorus

    桔梗の花がもう咲き始めた。桔梗というと秋の花のイメージがあって歳時記でも初秋の季語となっているが、早い所だと6月頃には咲いている。この株は自分で実生から育てたもの。











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