フイリヒイラギ
Osmanthus heterophyllus 'Variegatus'
モクセイ科モクセイ属の常緑亜喬木、もしくは灌木。ヒイラギの園芸品種。雄性両全性異株。
▲2022年11月にヤフオクで入手したハリネズミヒイラギ。葉の表面にもトゲトゲが沢山ある珍品。本来ヒイラギの花は秋に開花するはずだが、これは何故か昨年に引き続き今年も春に開花している。しかも花の数が物凄い。一種のモンスト化だろうか。毎年これだと他のヒイラギと開花のタイミングが合わないので交配は難しいだろう。
▲こちらはヒイラギの実生。昨年10月にひとつだけ発芽して、他の種子は今年の春になってから芽生えた。秋の発芽は例外で、本来は春に発芽するのが普通なのかも知れない。葉に斑が入る品種のゴシキヒイラギの実生にもかかわらず、今のところ斑入りが全く出てきていない。普通は植物の斑入りは核遺伝子由来ではなく葉緑体のDNAが関係しているので母性遺伝するはずだが、一株もそれが出てこないとなると、ヒイラギの斑はツバキ類のそれと同じでウイルス由来なのかも知れない。これから斑が出てくる可能性もあるので、もう少し育ててみて検証したいと思う。
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