2023年1月3日火曜日

天社蛾

 

シャチホコガ(終齢幼虫)
 Stauropus fagi persimilis

鱗翅目シャチホコガ科Stauropus属。幼虫は広食性で様々な樹木の葉を食べる。年2化。



▲朝起きたら部屋の中にエイリアンがいた。







▲というのは嘘で、これはシャチホコガの幼虫のフィギュア。株式会社バンダイさんから発売されたガシャポン「いきもの大図鑑・いもむし02」のラインナップのひとつ。







▲いくら自分がいもむし好きでもこれはあまり好きになれそうもない。ちょっと不気味過ぎる。本物をまだ見た事がないので、こんなのが実際に存在する事が信じられない。












▲各関節が動かせるので、独特な威嚇姿勢も再現出来る。こうしてみると、何となくフィギュアスケートの選手のようにも見える。少し印象が変わった。







▲だいたい実物の3倍位の大きさなので、余計気持ち悪いのかも。本物はもっと可愛いのだと信じたい。





▲今回発売された「いもむし02」のラインナップは全4種類。

01.オオムラサキの幼虫
02.シャチホコガの幼虫
03.カラスアゲハの幼虫
04.ナミアゲハの幼虫(改)

    シャチホコガの異様な形状はクモ類への擬態だという説がある。でもクモだっていろんな動物の捕食対象になっているので、擬態する意味があるのか疑問も感じる。普通は擬態というと何かに似ている事を指しているけど、多分何にも似てない擬態というのもあるんじゃないかと自分は考える。今まで見た事のない、得体の知れない物を動物は警戒する。極端に個性的な外見が生存戦略上有利に働く場合もあるのではないかと思う。






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