2019年4月19日金曜日

父と娘の物語


かくしごと ⑧」
久米田康治


   注文していた「かくしごと」の第8巻が昨日届いた。

  「かくしごと」は、講談社が発行する「月刊少年マガジン」に2016年1月号から久米田康治氏が連載しているギャグ漫画である。


   物語は自分が漫画家だという事を一人娘に隠している主人公「後藤 可久士」と、その娘「後藤 姫」を中心としたドタバタ劇 (?)。いつも姫ちゃんの健気な言動が微笑ましい。

   この巻でも、おこづかいがみんなと同じ額じゃないと不安だからという理由で「もう少し安くていい」とか「いらない」とか言ってみたり、ノートを買う為のお金を貰う代わりに「かたたたき券」を発行したりと、とにかく可愛いのだ。こんな娘がいたらどんなお父さんでも必死で頑張っちゃうだろうなと思ってしまう。

  あと、この巻では可久士の奥さん、つまり姫ちゃんのお母さんの消息についても少し触れられている。いくつかの伏線が最後にどう収束していくのか、今後も楽しみな物語である。


  なお、第9巻は8月15日頃発売予定だそうだ。

2 件のコメント:

さんのコメント...

読みましたよ。あと一巻、少なくても二巻で終わりそう、楽しみが一つ減ります。
もっとも、『夏目友人帳』のようにいつまでも、同じような話で終わらないのも、やめることもできないで困るんだけど(笑)。

かねぽん さんのコメント...

春さん、いろんな漫画を読んでるんですね。
でも本当に終わるんでしょうか。人気のある作品なのでなかなか終わらせてもらえない可能性もあると思うんですが。