2021年12月26日日曜日

楽猫とシンプ

 


もりわじん作

「楽猫」と「シンプ」



▲メルカリでもりわじん氏の招き猫を入手した。左の「楽猫」は高さ約8cm、右の「シンプ」は約9cm。出品者は埼玉県のN様。

   もりわじんさんの他にも、山形県は猫をモチーフとした作品で有名な作家を何人か生み出している。漫画家のますむらひろしさん、相良人形八代目の相良隆馬さん、蔵王高湯系こけし工人の梅木直美さん等だ。他の都道府県と比べて山形県民が特に猫好きというわけではないと思うのだが、何故なんだろうか。









2021年12月24日金曜日

宝船

 


万両
「宝船」



Ardisia crenata “Takarabune”

  マンリョウはサクラソウ科ヤブコウジ属の常緑灌木。

   地元のコメリで買った万両の「宝船」。






▲既に万両は家に沢山あるのだが、大きな実がたわわに実っているこの株を店で見付けて、思わず衝動買いしてしまった。特別な事をしなくても毎年安定してこの位の大きな実が生ってくれれば良いのだが、どうなんだろう。






2021年12月23日木曜日

鷦鷯 その2

 


ミソサザイ
 Troglodytes troglodytes fumigatus



スズメ目ミソサザイ科ミソサザイ属。

  今朝、台所にいたミソサザイ。毎年冬になると小鳥が家の中に入り込んでくる。ミソサザイは今年の1月以来、約1年ぶりの訪問。じっくり観察してみたかったので捕まえてみた。







2021年12月21日火曜日

シュトレン

 


ゴディバ

「ショコラシュトーレン」



  ▲製造元はパスコ。地元のヤマザワで購入。

ごちそうさまでした。





2021年12月18日土曜日

峠芝

 

トウゲシバ
 Huperzia serrata



ヒカゲノカズラ科コスギラン属の常緑羊歯類。

    家の近くの山林内に生えているトウゲシバ。場所によっては群落を成している事もあるが、この辺りでは比較的珍しい植物。苔を巨大にしたような原始的な形態をしている。






▲トウゲシバの胞子嚢。
   トウゲシバは葉の幅によっていくつかの変種に分けられているが、中間的な株も多く、単なる個体差と見る事も出来る。今後もう少し研究が進む事を期待したい。









2021年12月17日金曜日

薄手火蛾の繭

 


ウスタビガの繭



    ▲伐採された雑木林で、ウスタビガの繭を沢山見付けた。背の高い樹がほとんど伐られてしまったので、繭は手の届く範囲にぶら下がっていて、容易に採集する事が出来た。でもその多くが繭を引き裂かれたり穴が開いたりして、無傷だったのはこの4つだけだった。繭の上側にある出口を開いて中を覗いてみると、一番大きい繭には雌の成虫の死体があり、繭から脱出する前に力尽きたようだった。別のひとつには蛹の脱け殻があったので、無事に羽化したのだろう。あとの2つは蛹がそのまま残っていた。ウスタビガは晩秋に羽化して卵で越冬するはずなので、蛹の状態のまま死んだ事になる。死因ははっきりしないが、もしかしたら内部に寄生バチが潜んでいるのかも知れない。

    ウスタビガ(Rhodinia fugax  fugax)は、鱗翅目ヤママユガ科ヤママユ属。ウスタビガの繭はヤマカマスとも呼ばれる。








2021年12月16日木曜日

謎の蘭

 

     家の近くの杉林で今まで見た事のないラン科植物を発見した。



   ▲おそらくエビネ属の1種「ナツエビネ」(Calanthe puberula)だと思うのだが、まだ花を見ていないので何とも言えない。周辺の雑木林が皆伐されて環境が激変しているので、そのまま放っておいたら枯死する可能性があると思い、掘り上げて持って帰る事にした。





   ▲バックバルブが10個位あるので、少なくとも10年以上前からそこにあったのだと思う。何故今まで気付かなかったのだろうか。