2018年5月4日金曜日

今日の植物 45


   山菜三昧


  コゴミ(クサソテツ)
  Matteuccia  struthiopteris
   昨日、近所の人からコゴミをごっそり貰った。この時期になると毎日のように山菜やら春野菜やらを貰う。家の前にも生えてるんだけど、なかなか言い出せない。こんなに食べきれないので妹の所にお裾分けした。


   家の西側に生えたゼンマイ。
   Osmunda  japonica













  ゼンマイは普通木灰と一緒に茹でた後で天日で乾かして保存する。昔は自分もやってたけど、最近は面倒だからやってない。












  ワラビ。
  Pteridium  aquilinum













  これも近所からよく貰う。アク抜きした物をくれるのでありがたいのだが、結果的に家の周りに生えた物は放置される。












  家の南側に生えてるヤマウコギ。
  Eleutherococcus  spinosus













  これも山菜として食べられるが、新芽が細かすぎて摘み取るのが面倒なので、この辺りではほとんど食べない。












    山菜の王様、タラの芽。

 











  タラノキ(Aralia elata)も家の周りに生えている。刺のあるタイプ(ノダラ)とないタイプ(メダラ)が混生している。刺があるやつは天ぷらにでもしないと刺が痛くて食べられない。










   山菜ではないが、家の西側にはびこっている謎のカンアオイ。
  多分ヒメカンアオイ
  Asarumheterotropa)takaoi
だと思う。



  あちこち探してみたけど、この辺りではこの場所以外でヒメカンアオイを見た事がない。昔誰かが植えた物ではないかと思っている。
















  花の中はこんな風になっている。
(※2022年6月8日追記。いろいろ調べてみた結果、これは「ツルダシアオイ」の可能性が高い。従来ソノウサイシンとして知られていた種で、2006年にツルダシアオイ(Asarum fauriei var. stoloniferum)として記載し直された。関東北部から長野にかけて自生しているらしいが、古くから庭園等に植栽されているので、広い地域で見る事が出来る。3倍体2n=3x=36なので通常は不稔性)





  我が家のサボテン自慢。
  花が咲いた振武玉。
 Stenocactus(Echinofossulocactus)lloydy













  刺が長すぎて花が目立たない。このサボテンは多分枯れ草に擬態してるんだと思う。メキシコ原産。













  別の振武玉。













  これも刺が長過ぎて、訪花昆虫が中々花までたどり着けない。














   レンゲツツジの花。
  Rhododendron  japonicum
   これは近所のコメリで昨日買ってきた物。売れ残って安売りされていたのでつい買ってしまった。レンゲツツジは家の近くにも自生しているが、最近数が減っている。 自分が日本原産の花木を10種類選ぶとしたら、これもその内の1つに入ると思う。1つの枝に12輪くらいの花が咲くが、葉にも花にも毒が有るので食べられない。外国ではレンゲツツジの花からとれた蜂蜜での死亡例があると聞く。本当かどうかは分からないが。

  

    今日はここまで。




2018年5月3日木曜日

今日のおやつ 87

  モンテールの
  「深まるバニラロール」













「株式会社モンテール」は、東京都足立区に本社がある洋菓子メーカー。1954年創業。

  このお菓子の製造所固有記号は「TH」だから、茨城県坂東市のつくば工場で製造している。


   今日もリスを見た。家の近くまで来て2匹で追いかけっこをしてるように見えた。
   リスといえば小学1年生の頃、ネズミ獲り用の籠でリスを捕まえた事がある。オニグルミの大木の下にオニグルミの実を餌にして籠を仕掛けておいた。家族は、リスがそんな罠に絶対にかかるわけない、と言っていたが、早くも次の朝にはかかっていた。それを見て祖父がまた籠を仕掛けておいたら、もう1匹リスがかかった。その後、その2匹のリスは鳥籠で暫く飼われていたが、ほとんど餌を食べず、2週間程で死んでしまった。今思うと、随分可哀想な事をしたものである。





   今度捕まえたら、すぐ逃がしてやろう。(←てゆうか、もうやめろよ)



   深まるバニラロール、ご馳走様でした。




今日の植物 44

  山菜たべ太郎

  むかしむかし、と言う程そんなに昔ぢゃないけど、ある所にかねぽんというお兄さん(自称)がおりました。
   ある日のこと、かねぽんは自然に呼ばれて山にキジ撃ちに行きました。
   かねぽんが山の入り口でふと地面を見ると、そこにはなんとドホナ(※1)が生えておりました。













   かねぽんは思いました。
   「これは珍しい。これを摘んでいって父親に食べさせてやったら、最近病気で寝込んでいる父親も、きっと起き上がれるようになるだろう。」

    かねぽんがドホナを摘みながら、もう少し山奥に歩いて行くと、今度はアマナ(※2)を見つけました。













  「これも持って帰って父親に食べさせてあげよう。そうしたらきっと立ち上がれるようになるだろう」
   そう思ってかねぽんはアマナを摘み始めました。
 
   もうじゅうぶんアマナを手に入れたので、そろそろ帰ろうと思ってかねぽんが振り返った時、今度はコシアブラ(※3)の芽を見つけました。
   「ほう、美味しそうなコシアブラぢゃないか。これも持って帰って父親に食べさせたら、きっと歩けるようになるに違いない。」













   かねぽんは三種類の山菜を家に持ち帰り、
   それを早速お鍋で適当に茹でて、
   醤油とかマヨネーズとかを無造作にかけて、父親と二人で美味しくいただきましたとさ。








 








     おひたし、おひたし。




 


      脚註

      ※1      ここでいうドホナとは、
                キク科の多年草、ヨブスマ
                ソウ(Parasenecio 
                 hastatus  subsp. 
                 orientaris )の事。
   


      ※2       ここでいうアマナとは、
                 キジカクシ科の多年草、タ
                 チギボウシ(Hosta
                 sieboldii  var. rectifolia)
                 の事。



      ※3       ここでいうコシアブラと
                 は、そのまんまウコギ科の
                 落葉高木、コシアブラ 
                (Chengiopanax
                 sciadophylloides)の事。





2018年5月2日水曜日

今日のおやつ 86

  明治の
 「きのこの山とたけのこの里」







「株式会社 明治」は、東京都中央区京橋に本社を置く老舗食品会社。1917年(大正6年)、「極東煉乳株式会社」として設立。2011年3月31日までは「明治乳業株式会社」だった。

 「きのこの山とたけのこの里」は、大阪府高槻市にある「株式会社明治大阪工場」で製造している。



   今日は杉林で2匹のリスに出会った。多分杉の木の皮を使って巣を作ってるんだと思う。



   きのこの山とたけのこの里、ご馳走様でした。

今日の植物 43

  我が家の周辺の生き物たち。

   サボテン科ステノカクタス属(エキノフォスロカクタス属)の花。去年の暮れから一度も水をやってないのに花を咲かせている。

   五刺玉
 

  槍穂玉(多分)。これは30年くらい栽培している株。













  竜剣丸。
  ステノカクタスなのに稜の数が少ない種類。













   五刺玉。
   購入した時、カイガラムシが沢山ついていたので薬剤で駆除したら刺の成長に薬害が出た。

  サボテン達には撮影後に水をやった。


   ゴウダソウにやって来たモンシロチョウが壁にとまって一休み。













    水がぬるんできたので錦鯉が餌を食べてくれるようになった。
 
  カナヘビも冬眠からお目覚め。













   ホソミオツネントンボ(多分)。壁の隙間などで成虫で越冬するトンボ。アロエの葉にとまって日向ぼっこ。














   アマガエルも出てきた。













   別のアマガエル。逃げようともしないふてぶてしい奴。














   昨日ムサシで買ったアジサイ
 「コットンキャンディー」
   こんな色に弱くってね。









  ナガハシスミレ(テングスミレ)。
  日本海側の積雪地帯に多い常緑のスミレ。花の距が長い。北アメリカの東部にも隔離分布している。














  コブヤハズカミキリ
  後翅が退化したカミキリムシ。

 

   長寿梅(クサボケ)の花。
   四季咲き性の強い花。秋になるといびつな形の実を根元近くにつける。果実は香りが良いので沢山とれれば果実酒やジャムの材料に出来る。










   じゃ、今日はここまで。またね。

2018年5月1日火曜日

今日のおやつ 85

  森永の「くちどけなめらかプリン」







   「森永の焼プリン」を製造する「森永乳業株式会社」(Morinaga  Milk  Industry  Co.,Ltd.)は、東京都港区に本社を置く乳製品メーカー。創業は1917年(大正6年)。当時の社名は「日本煉乳株式会社」。
   「森永製菓株式会社」(Morinaga  &  Co.,Ltd.)とは兄弟会社の関係にあり、「モリナガ  グループ」(Morinaga  Group)を形成している。
  
    森永の「くちどけなめらかプリン」の製造所固有記号は「CY」なので、茨城県常総市の「森永乳業株式会社利根工場」で製造されている。

   

    最近乳酸菌の入った食品が増えたね。プリンとかチョコレートとかヨーグルトとか。
   あ、ヨーグルトは元々か。


    くちどけなめらかプリン、ご馳走様でした。


今日の本 10

  超人ロック「鏡の檻」3













   昨日、ポストに楽天ブックスからの郵便物が投函されていた。中身は漫画の単行本一冊。漫画家、聖 悠紀氏が50年にわたって描いている「超人ロック」の最新巻、「鏡の檻」第3巻である。
  本来は1月28日に発売される予定だったのだが、昨年の12月に作者が病気で倒れて発売延期になっていた本だ。

   2月4日の本人のツイートでは、12月に病院で倒れて2か月入院した事、一時心停止状態になるも手術を受けて一命をとりとめた事、今は無事退院してリハビリに専念している事が明かされていた。

  その後の4月10日の奥さんのツイートでは、2月と3月にも別の病気で倒れて入院した事や、まだ数回入院と手術を控えているが、今は「鏡の檻」の3巻の表紙を描いている所だという事が語られている。

   そして4月28日の本人のツイートはこうだった。


   たいへんお待たせしました。「超人ロック 鏡の檻」3巻発売中です。表紙と単行本作業の前に病気で入院し、発売が遅くなりすみませんでした。単行本未収録作品「ロストコロニー」も収録されています。ラフノールの歴史はここから始まりました。ぜひご覧ください!

「ロストコロニー」は私が所属していた作画グループの会誌「グループ」100号に掲載されました。タイトルに「超人ロック」はありませんが、連載中の話ともつながっていますので、よろしくお願いします。


「鏡の檻」3巻の表紙や単行本作業と合わせて、少しずつ闘病記を描きました。5月発売のYKアワーズに掲載されます。入院中から描きたいと言っていたものです。4コマで短いですがご覧いただけると嬉しいです。





   とにかく、聖氏がまだ生きてる事と、無事にこの本が発売された事が嬉しい。だけどこの話、まだ完結してない。早く続きを読みたいと思う半面、あまり無理して欲しくないとも思う。

   ちなみに裏表紙の絵は、砂漠の街「サンディーナ」でロックが出会った女の子「ニュニュ」ちゃんが、「ぐるぐるビーム」を放とうとしている所。

 

   詳しくは本編で。