2025年7月1日火曜日

灰色黄下夜蛾

 



ハイイロキシタヤガ
Xestia semiherbida decorata

鱗翅目ヤガ科Xestia属。幼虫はおそらく広食性。年1化で幼虫越冬。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したハイイロキシタヤガ。









▲ヒョウモンエダシャクArichanna  gaschkevitchii  gaschkevitchii)の雄。幼虫はツツジ科木本の葉を食べる。年1化で卵態越冬。日本固有種。シャクガ科。







  ▲ゲンジボタル(Nipponoluciola cruciata)の雄。日本固有種。鞘翅目ホタル科。2022年に新属になった。





▲イタヤカミキリ(Mecynippus pubicornis)。成虫はヤナギ、カエデ、ハンノキ、カツラ等の生木の枝を齧る。幼虫はそれらの樹木の材部を食害する。2〜3年1化で、幼虫で越冬する。鞘翅目カミキリムシ科。







▲先日キンカンの木で見付けた幼虫を、昨日夕方確認確認しにいったら、もう既に終齢幼虫になっていた。4齢の時は臭角が黄色かったのでナミアゲハの可能性も考えたが、これはどうみてもクロアゲハだろう。







▲何回か突っついてみたら、「イヤッ、ヤメテ〜ッ、サワラナイデ〜〜ッ」とばかりに身を捩らせて赤い臭角を出した。クロアゲハ(Papilio protenor demetrius)は、鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。幼虫はミカン科木本の葉を食べる。年2〜4回発生し、蛹で越冬する。