山菜万歳
さて、これは何でしょう?
答えはコゴミ(クサソテツ)
Matteuccia struthiopteris
イワデンダ科の多年性シダ植物。
ここまで大きくなると、誰も見向きもしない。
では、これは?
Hosta sieboldiana
キジカクシ科の多年草。
これも育ち過ぎて、食べるのには手遅れ。
シオデ
Smilax riparia
サルトリイバラ科の蔓性多年草。
山のアスパラガスとも呼ばれる。塩茹でにして食べると美味しい。
ミツバアケビの花
Akebia trifokiana
ミツバアケビは、アケビ科の落葉蔓性木本。
大きいのが雌花、小さいのが雄花。
ミツバアケビの新芽は、そのまま「木の芽」と呼ばれて、主におひたしや和え物にされる。花が咲く前に収穫した方が良い。
少し苦みがあるので、茹でた後で水にさらしてから食べる。
自然界でこんな黒い花は珍しい。
秋に生る実は甘くて食べられるが、種が多くて閉口する。
山形県では果肉を捨てて、皮を調理して食べる。
一晩水にさらしてアク抜きをしたアケビの皮に、肉とキノコを味噌で炒めた物を入れてフライパンで焼いて食べる。
やはり苦味があるので、ゴーヤーチャンプルーのゴーヤのかわりに使って、アケビーチャンプルーにする事も出来る。
こうやって光に透かして見ると結構綺麗。
今日はここまで。
2 件のコメント:
その昔、山形出身の人から教えていただいて、アケビの皮に肉やシイタケを挟んで焼く料理を、今でも季節に一度くらいは食べています。
↓上杉についていった直江兼続が奨励したウコギ、山形では食べる人がいないんですか?残念。枝ごとハサミで切ってきて、家で葉っぱの端の堅いところを入れないように枝から外して(簡単!)、そのまま茹でて刻んで、塩と一緒に炊き立てのご飯に入れたら、おいしいウコギご飯ができます。ぜひぜひ試してみて!
春さん、この時期は美味しい山菜や春野菜が沢山有りすぎて、とてもウコギまで手がまわりません。米沢の城下町ではいまだにウコギの生垣が見られますから、食べる所では食べてるんだと思います。
ウコギご飯、今度作ってみます。
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