ヒダリマキマイマイ
Euhadra quaesita quaesita
柄眼目ナンバンマイマイ科マイマイ属
昨日の話になるが、朝食の後片付けを終えてから、また例の場所を見にいった。例の場所というのは、狭い範囲でカタツムリが大発生している家の近くの草むらである。
その場所ではヒダリマキマイマイの幼体が36匹と、成体が1匹見つかっている。カタツムリは雌雄同体でありながら1匹では繁殖出来ない生物なので、きっともう1匹の成体が近くにいるはずだと思っていた。
ここ最近は雨がちの天気で、昨日の朝も降っていたので、昼間でもカタツムリが活動している可能性があると思って探してみると…
いた。やっぱりいた。
今度のカタツムリは、この前の「とん平」より殻の色が薄い。色帯は0204型である。殻口の拡がりや殻皮の剥げ具合を見ると、かなり老成した個体だと思う。
この場所は田んぼの近くなので、時々農薬散布や草刈りが行なわれている。放っておいたら殺されてしまう可能性もあるので早速拉致してきた。
家に帰って殻の大きさを測ってみたら約38mm。「とん平」とほとんど同じ大きさだった。ヒダリマキマイマイとしては小さい方だと思う。昔自分が捕まえたのでは50mmに及ぶ個体もあったので、これは地域差というより個体差だろう。
50mmのヒダリマキマイマイの殻と比較するとこんなにも違う。
「とん平」と比べてみた。
左がとん平、右が新入り。
今度の新入りの名前は「幸子」に決定した。
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