ウォーターマン
「カレン」
ブラック・シー GT
万年筆
万年筆
Waterman
Carene
Black Sea Gold Trim
Fountain Pen
最近は、このウォーターマンの「カレン」という万年筆を使っている。
「ウォーターマン」は、フランスに本社を置く筆記具メーカー。元はアメリカにおいて「ルイス・エドソン・ウォーターマン」が創業し、世界で最初に毛細管現象を利用した万年筆を作ったメーカーだという。現在はパーカーと同様にサンフォード社の傘下になっている。
ウォーターマンの万年筆「カレン」のデザインは、「漕ぎ進む船の舳先」をイメージして生まれたと言われている。個人的には世界の万年筆の中でも最も美しいデザインだと思う。
ペン先は18金製で、独特な形状をしている。
ペン先を横から見ると、まるで女性の指先の様である。
金属製の軸は、ラッカー仕上げになっている。書く時はキャップを尻軸に着けた方がデザイン的にバランスが良いと思う。
インクの補充はコンバータとカートリッジの両用になっている。
自分が持っているカレンのペン先のサイズは「F」である。少し固めのペン先は、同じ太さの線で小さめの文字を書くのに適している。
少なくとも自分が所有している物は、引っ掛かりや掠れも無く、思うようにスラスラと線を引く事が出来る。
「万年筆で書いてまんねん」
という冗談はさておき、いつか日本のメーカーにも、これを超える美しいデザインの万年筆を作って貰いたいものである。
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