2018年2月3日土曜日

今日の剪定鋏 4

  新国光  剪定鋏  A型  7吋














  新国光は、山形県山形市の東北打刃物株式会社の商標。

 












   このA型7吋(インチ)の剪定鋏は、マルエーブル(白心可鍛鋳鉄)の柄に日立金属の炭素工具鋼SK85(旧JIS規格のSK5)の刃を真鍮でろう付け(溶接)して作っている。

 












    A型の剪定鋏は、衡田久作という人(「村久」初代 )が開発したらしい。

 
   また、ろう付けというと飛庄の剪定鋏が有名だが、現在の飛庄のA型は、8吋と9吋がろう付けで、7吋は全鋼になっている。
    長さは約17cm。
    元々は立バネがついていたが、後から虫バネに交換してある。
 

    今日はクリスマスローズの古い葉っぱをとってやった。本当はもっと早い時期にやるべきだったかも知れない。普通は芽切り鋏でじゅうぶんな仕事だけど、この小さな剪定鋏をちょっと使ってみたくなったので引っ張り出してきた。

  この剪定鋏、たしかホームセンターのダイユー8で買ったような気がするが、よく覚えてない。

4 件のコメント:

さんのコメント...

剪定ばさみをたくさん持っていらっしゃるのですね。私も昔はこの形のしか持っていませんでした。ところが、ここに来てから行方不明にさせて、置いた記憶さえあるのに見つからず、がっかりして、以後、持ち手に色がついたのを使っています。

かねぽん さんのコメント...

春さん、コメントありがとうございます。たくさんという程ではないんですけど、何本かは持ってます。元々刃物が好きで色々集める癖がありまして。普通、山に鋸とか鉈とか持って行くプロの人は、柄の部分に赤いビニールテープを巻いてる事が多いですね。あれは飽くまで道具であってコレクションではないからだと思います。僕は使うよりながめている方が好きですから。

玄風仏師 さんのコメント...

新国光の7インチ手に入れました。私も眺めているのが好きです。

かねぽん さんのコメント...

玄風仏師さん、コメントありがとうございます。
新国光ではおそらく自社生産はしていないと思うのですが、飛庄などの品質の高い製品を取り扱っています。
まさに眺めても良し、使っても良しだと思います。