マウザー 「シュネルフォイヤー」
Mauser Schnellfeuer
「シュネルフォイヤー」(ドイツ語で『速射』という意味)を開発したマウザー社(Mauser-Werke Oberndorf Waffensysteme GmbH)は、1872年にマウザー兄弟が設立したドイツの銃器メーカー。
「シュネルフォイヤー」は、同社で1895年に開発された「マウザー C96」に連射機能を加えた「ライエンフォイヤー」(Reihenfeuer)のセレクターレバーを、更に改良したマシンピストルである。1932年に製造されたので、「M1932」ともよばれるが、アメリカの代理店が名付けた「M712」でも通用する。
この銃に専用の木製ストックを取り付けると、有効射程が200mを超えるといわれている。
この専用ストックは内部が空洞になっていて、なかに銃を格納する事も出来る。
「シュネルフォイヤー」の使用弾薬は、.30マウザー弾(7.63×25mm)。装弾数は、ショートマガジンで10発、ロングマガジンだと20発。
ちなみに、この銃はナチスの武装親衛隊の装備品だった事でも知られる。
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