2018年2月25日日曜日

今日のカメラ 4

  ニコン  Df
   Nikon  Df
  「株式会社ニコン」(Nikon Corporation)は、東京都港区に本社を置く日本の光学機器メーカー。日本光學株式會社として1918年に設立。三菱グループの一員。アメリカでは「ナイコン」と発音されているが、それ以外の国では「ニコン」で通用する。


  「ニコン Df」は、2013年にニコンから発売された レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラである。
   レンズマウントは「ニコンFマウント」、実撮影画角は「ニコンFXフォーマット」。
   フルサイズCMOSセンサー搭載で、有効画素数は1625万画素。ファインダーの視野率は100%、倍率は0.7倍。シャッター速度は最速1/4000秒、ISO感度は100~12800、連続撮影速度は約5.5コマ/秒と、そのスペックはいたって普通である。動画撮影機能も省略されている。









   にもかかわらず、このカメラは大勢の人に支持されている。
   小型軽量でクラッシックな外観は、銀塩カメラの操作に慣れた人には扱いやすいし、またAi化されてない古いレンズが装着出来るのも魅力である。
  ニコンの最初の一眼レフカメラ、「ニコン F」が発売されたのは、1959年(昭和34年)だが、同じ年に発売された4種類のレンズを今のデジカメに取り付けて撮影出来てしまうのだ。









   でも、そのクラッシックなデザインのせいで片手でカメラを保持するのが大変なので、専用グリップのDF-GR1を取り付けて使っている。アルミで出来ているとはいえ、これを付けると少し重くなるのだが、バッテリーやSDカードの挿入口がある底部を守る為にも付けておいた方が良いようだ。








  自分にとって昔の銀塩カメラと比較してデジカメの良い所は、沢山撮影出来る事と写真の出来をすぐに確認出来る事ぐらいだと思う。フィルムの交換が必要無くなったかわりにバッテリーの交換や充電は必要だし、スイッチ類が多くなってカメラを取り出してから撮影するまでにセッティングの確認をしたりして時間がかかってしまうし、かえって不便になったと思う事も多い。















  本当は、昔のMFカメラの裏蓋だけ交換してデジカメに改造出来れば良いのだが、今の所そんなカメラが存在しない以上、仕方なくこれを使っているのだ。他に選択肢が無いんだから、しょうがないじゃないか。














  ニコン Df は、発売当初様々な賞をもらっている。
 
  ○ カメラグランプリ2014  大賞
  ○ カメラグランプリ2014  あなたが選ぶ
     ベストカメラ賞
  ○ TIPA  AWARS 2014
  ○ レッドドットデザイン賞  プロダクト        デザイン 2014
  ○ ドイツ iFプロダクトデザイン賞                 2015









   もし将来ニコンがDf-2とかを出す事があるなら、もっと機能とスイッチ類を減らしてシンプルな製品にしてほしいと思う。昔のカメラは撮影をする時にいちいち手元を見る必要は無かったし、レンズのキャップを外したら、後は指先が勝手に動いてファインダーを覗くか覗かないかの内に撮影が出来たのだ。素人でも上手く写真が撮れるカメラを作るのは、かえって写真を撮る楽しみを人から奪っているように思える。このままだと趣味でカメラを買う人はだんだんいなくなってしまうのではないだろうか。
 


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