ステノカクタス 白玉
Stenocactus phyllacanthus
サボテン科のステノカクタス属は、以前はエキノフォスロカクタス属(Echinofossulocactus)だったので、今でもその名前で呼ぶ人が多い。
白玉は、メキシコのイダルゴ(Hidalgo)州あたりが原産で、この属の他の種と同じく非常に稜の多いサボテンである。
我が家では冬の間サボテンを暖房の無い部屋に置いて有るため、11月頃から水をやってないのだが、それでもこの株は花を咲かせていた。元々何年か前にヤフオクで手に入れた株だが、何故かこの株は一年中次々と薄黄色の花を咲かせてくれる。季節に関係無く開花する性質が、この種の典型なのか、それともこの個体だけの特徴なのかはわからない。
冬の間ろくに日光にも当たれず、夜間は氷点下になるような環境でも健気に花を咲かすこのサボテンは、生命の神秘と躍動を感じさせてくれる。
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