2025年8月15日金曜日

大水青の死





オオミズアオ
Actias aliena aliena

  鱗翅目ヤママユガ科ミズアオガ属。幼虫は様々な広葉樹の葉を食べる。成虫は口が退化していて何も食べない。年2化で蛹態越冬。



▲昨日の午後、自宅の2階の窓から外を見ると、1階の屋根の上に何やら白っぽい花のようなものが落ちていた。






▲もしかしたらと思って滑り落ちないように恐る恐る屋根の縁まで歩いていって拾ってみると、やはりオオミズアオだった。






▲既に死んでいるが、翅の破れ以外に外傷は見られない。2階の部屋の照明に飛来して窓に張り付いていたものがそのまま寿命を終えてしまったのだろうか。外灯に来た虫は常にチェックしていたが、2階はあまり長時間灯りを点けっぱなしにはしていないので何も来ていないと思っていた。もっともたとえ気付いていたとしても、何もしてやれる事はなかったのだが。





▲翅や触角の形状からして雌だと思う。







▲昨日の夕方、庭で見たヒメスズメバチ(Vespa ducalis pulchra)。膜翅目スズメバチ科スズメバチ属。このブログには初登場。薔薇の葉の裏に掛けられていたキボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)の巣を襲っていた。既に巣はほぼ壊滅状態で、タモリさん似の幼虫も全部居なくなってしまった。







▲オオカマキリ(Tenodera aridifolia)の雌。今年初めて見るオオカマキリの成虫。蟷螂目カマキリ科。







▲昨晩、自宅の外灯に飛来したハグルマトモエ(Spirama helicina)。幼虫はネムノキの葉を食べる。年2化。蛹で越冬する。鱗翅目トモエガ科トモエガ亜科。






▲オオワタノメイガ(Haritalodes basipunctalis)。幼虫はアオギリやボダイジュの葉を食べる。年2化以上。幼虫越冬。ツトガ科。





▲コヨツメエダシャク(Ophthalmitis irrorataria)の雌。幼虫はバラ科ナシ亜科木本の葉を食べる。年2化。蛹で越冬。シャクガ科。






▲カギシロスジアオシャクGeometra dieckmanni)の雄。幼虫はブナ科木本の葉や新芽を食べる。年2化。越冬時の幼虫は宿主植物の冬芽に擬態している。シャクガ科。







▲オオクロコガネPedinotrichia parallela。鞘翅目コガネムシ科。






▲カブトムシTrypoxylus dichotomus septentrionalis)の雌。コガネムシ科カブトムシ属。






▲アブラゼミ(Graptopsaltria nigrofuscata)の雄。半翅目セミ科アブラゼミ属。








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