2025年11月15日土曜日

MR-9138

 



ELEKIT®
オソウジー
MR-9138



▲今年10月31日に発売されたエレキットの「オソウジー」を入手したので早速組み立ててみた。箱には工作時間の目安が3時間と記されているが、自分は2時間で完成させる事が出来た。「オソウジー」は小型の掃除機ロボットで、障害物にぶつかったりテーブルの端まで行った時に自動で止まって方向転換をする機能がある。これは赤外線センサーやICを使って制御しているのではなく、前面のバンパー部分が機械式のセンサーになっていて、押されたり上下したりすると動作が切り替わる仕組みになっている。 モード2に切り替えてアームをのばしてテーブルの縁にかけると、下に落ちずに走り続ける機能もあるが、これは常に右に曲がろうとするのをアームが抑えているだけだったりする。単純な仕組みだがよく出来ていると思う。目の表情がクルクル変化するのも面白い。それで肝心のお掃除の性能はと言うと、残念ながらほとんど役に立たなかったりする。








2025年11月14日金曜日

茶枝尺蛾

 


チャエダシャク
Megabiston plumosaria

鱗翅目シャクガ科エダシャク亜科Megabiston属。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年1化で成虫は晩秋から初冬に現れ、卵で越冬する。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したチャエダシャクの雄。







▲ヒメクロオビフユナミシャク(Operophtera crispifasciata)の雄。幼虫はブナ属木本の葉を食べる。年1化で成虫は初冬に出現し、雄は灯火にも飛来するが雌は飛べない。シャクガ科ナミシャク亜科。同属他種の可能性もあり。







▲アカハラゴマダラヒトリSpilosoma punctarium)の雄。幼虫はクワやミズキの葉を食べる。年に3回発生し、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。この時季の成虫は4化目の可能性もある。








▲カラスヨトウAmphipyra livida corvina)。幼虫は広食性。年1化で成虫越冬。ヤガ科カラスヨトウ亜科







▲ウスキトガリキリガ(Telorta acuminata)。幼虫はツバキやサクラ類の花を食べる。年1化で卵越冬。ヤガ科セダカモクメ亜科。







▲コカマキリStatilia maculata maculata)の雌。蟷螂目カマキリ科。







▲これもコカマキリの雌。色違い。






2025年11月12日水曜日

裏波蜆蝶



ウラナミシジミ
Lampides boeticus

   鱗翅目シジミチョウ科ウラナミシジミ属。汎存種。幼虫はマメ科植物の新芽や花、若い実を食べる。多化性で春から秋にかけて分布を拡げる。日本の温暖な地域では幼虫か蛹で越冬するが、東日本では冬期に死滅する。



▲交尾するウラナミシジミ。自宅の庭のセイタカアワダチソウに来ていた。






▲ブッドレアの鉢植えにもウラナミシジミが来ていた。





2025年11月11日火曜日

進化論の悲劇

 


講談社現代新書

ダーウィンの呪い
千葉 聡

2023年11月20日第1刷発行
株式会社講談社



▲本の帯に「科学ミステリー」と記されているが、実際は歴史書と言った方が適切かも知れない。ダーウィンの「種の起源」以降に起こった人類の歴史の闇を暴いている。この本を読めば、これまでいかに人類がダーウィンの進化論を誤解し、悪用してきたかが分かる。ダーウィンの進化論は、その後優生思想の普及に利用され、強制不妊手術を正当化し、ホロコーストへと繋がっていく。ナチスによるユダヤ人の大量虐殺は有名だが、犠牲になったのはユダヤ人だけではなかった。社会的弱者の多くが監禁され、去勢や不妊の処置をされたり殺害されたりしていた。日本でも近年まで本人の承諾がないまま障碍者の不妊手術が行われていたが、実はそれらの手本となったのがアメリカの不妊手術法だったというのはあまり知られていないだろう。そしてこのようなおぞましい行為に人々を駆り立てたのは、少なくとも建前上は悪意などではなく、「人類の進化に貢献したい」という善意だったというのも皮肉である。






2025年11月10日月曜日

ハーゲンダッツもプリン

 


Häagen-DazsTM
カスタードプリン
〜クリームリッチ〜



▲期間限定の「カスタードプリン 〜クリームリッチ〜」を売り場で見付けて、久しぶりにハーゲンダッツのアイスクリームを買ってきた。メーカーによると2023年に最初に発売された製品の再販だそうで、今年は10月29日から販売されている。アイスクリームに賞味期限はないから店頭に無くなり次第販売終了となるのだろう。原材料は、クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄、カラメルソース、カラメルパウダー/バニラ香料、安定剤(ペクチン)。内容量110mlあたり262kcal。


ごちそうさまでした。







プリンスのスカイライン

 

tomica
LIMITED VINTAGE

PRINCE
SKYLINE 2000GT
POLICE CAR



▲トミカの新製品「プリンス・スカイライン2000GT パトロールカー(警視庁)」。プリンス自動車工業から1965年に発売されたS54B-2型(通称II型)をミニカーにした製品。パトカー仕様が実際にあったのかどうかは知らない。ちなみにプリンス自工は翌年の1966年、日産に吸収合併されている。








▲普通の製品に比べてちょっとお高いだけあってかなり精密に出来ている。よく見ると前照灯にはクリアパーツが嵌め込まれている。スケールは1/64。中国製。







▲尾灯にもクリアパーツが使われている。








▲ハンドルやエンジンルーム内も彩色されている。中国の職人さんがひとつひとつ丁寧に塗ってくれたのかなあ。








▲今年6月に発売されたニッサン・スカイライン2000GT(GC10型、通称三代目・1971年)山形県警仕様とツーショット。スカイラインに特段の思い入れは無いけど、この時代の自動車全般に魅力を感じる。三角窓とかちゃんと再現されているのが嬉しい。






2025年11月9日日曜日

MR-9137



 

ELEKIT®
レトロフォーミュラ
MR-9137




▲今年10月に発売されたエレキットの「レトロフォーミュラ」を入手したので早速組み立ててみた。これは自動車の構造を知るための知育玩具で、トランスミッションやエンジンのピストン、デファレンシャルギア、サスペンション、ステアリングシャフト等を自分で組み立てて遊びながら学べる。動力は電気モーターだが、電源を入れるとピストンが上下し、ギアチェンジで速度を変えたり後退する事も可能。ハンドルを回すとステアリングがちゃんと動くようにもなっている。工作時間は箱に4時間と記されているが、自分なら2時間もあれば余裕だろうと高を括っていたら、本当に4時間近く(正確には3時間43分)かかってしまった。