家の近くの林の中で咲いていた草花達。
ショウジョウバカマ
Heloniopsis orientalis
シュロソウ科(=メランチウム科)の常緑多年草。昔はユリ科だった。葉の先に不定芽をつけて殖える事がある。
植物は動けないというのは嘘。実はゆっくり歩いて移動しているのだ。
シュンラン
Cymbidium goeringii
変わった色の花が無いかと思っていつも探しているのだが、皆同じような緑色の花ばかり。
ラン科の常緑多年草。
2015年に文一総合出版から発行された「日本のラン ハンドブック」によると、シュンランの花粉の運び手は「ケブカコシブトハナバチなど」と書いてあるが、多分この辺りにはケブカコシブトハナバチは棲息していないので、何か別のハチが花粉の媒介をしているはず。
キクザキイチゲ
Anemone pseudoaltaica
キンポウゲ科の多年草。
この仲間は、花弁のように見える部分が萼片である。もっと青い花だったはずだが、画像だと白っぽく見える。
こちらは正真正銘の白花。萼片の数や色の濃さには多様性がある。
いわゆる「スプリング・エフェメラル」の代表的な植物。
福寿草などと違って儚げな印象がある。
とりあえず今日はここまで。
2 件のコメント:
林の中がすごいですね。美しい!
我が家の周りの林の中にあるのは春蘭だけです。
イチゲの鉢を買って、まだ鉢のままですが、地植えするなら庭より林の中の方がいいでしょうか?林の中に植えると、長いこと咲いてくれない花だと、咲いているのを見逃す可能性大です。タケノコの季節にギンリョウソウが咲くのを知っているのに、ずっと見ることができなくて、今日やっと見ました。
↑のヒバもおもしろ~い。
春さん、一輪草の仲間は春先だけ陽が当たって、夏から秋にかけては日陰になるような場所が好きです。林の中よりもその周辺の乾燥しすぎない所に生えてます。落葉樹や背の高い草花の根元に植えとけば大丈夫だと思います。
イワヒバも手間がかからなくてお薦めですよ。
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