2018年4月26日木曜日

今日の植物 38

  ユキツバキの花
  Camellia  rusticana
    家の周りでユキツバキの花が咲いている。椿というと、寺院の境内や墓地に植えられる事が多いせいか、陰気な花だと思っている人もいる。また、花が終わると丸ごとボトリと落ちてくる様子が、まるで首斬りのようなので、武家では縁起が悪いとして嫌われたようだ。
   でも、洋の東西を問わずこんなに魅力的な花は他にないだろう。椿のエナメルのように艶やかな常緑の葉と、血のように真っ赤な大輪の花は、世界中の人々に愛されている。







  本州の日本海側に分布するユキツバキは、全国の海岸部に分布するヤブツバキ(Camellia  japonica)の亜種や変種として扱われる事もあるが、花を見れば一目で違いがわかる。ヤブツバキは花糸が白く、基部が合着して筒状になっているが、ユキツバキの花糸は黄色で、基部が合着せずに外側に拡がっている。これだけ見た目が違うのだから、別種で無い訳が無い。







  自分の中では、数ある日本の花木の中でも確実にトップ10に入る植物だと思う。
   では他の9種類はと言うと、







  まだ考えて無かったりする。


  ついでに、昨日近所のコメリで買った花を紹介。

   名無しのクレマチス。多分「H.F.ヤング」だと思う。自分はクレマチスの中ではこういうカザグルマ系が好き。
 
  ストレプトカーパス「シャイン」
  今までイワタバコ科の植物は色々育ててきたけど、手間がかかるから全 部捨ててしまった。これもいつまでもつかわからない。花が終わったら捨てちまうかも(酷)







  以上!


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