八重咲水仙
あちこちでよく見かける八重咲きの水仙。勝手に殖えて野生化しているので、相当丈夫な品種なのだろう。
名前は、フォンシオン(Von Sion)または、テラモニウス・プレヌス(Telamonius plenus)というらしい。何でも1620年以前から知られていたそうで、日本には昭和初期に入ってきたと言われている。
あちこちで沢山咲いているのは、単に丈夫だからというだけでは無く、普及した時期が早かったせいも有るのだろう。また、八重咲きの水仙は結実し難いので、その分球根が殖えやすいのかも知れない。
因みに、水仙には分類記号という物がある。フォンシオンの場合、八重咲きタイプで花被片が黄色、副花冠も黄色なので、「4Y-Y」になる。
水仙も中々奥が深いようだ。
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