ヒメスミレ
Viola inconspicua subsp. nagasakiensis
スミレのトップバッターはヒメスミレ。 普通のスミレ(Viola mandshurica ver. mandshurica)に似ているがもっと小さく、葉の裏が紫色を帯びる物もある。本来、このスミレはここら辺に生えている種類ではない。昔、自分がスミレの仲間を集めて鉢植えにして育てていた時に、種子が勝手に撒き散らかされたか、あるいは自分自身で撒いた物がいつの間にか殖えてしまったのだと思う。ヒメスミレは靴の裏の泥や鉢植えの土に紛れ込んだりして、人の手で運ばれて分布を拡げているようで、人家の近くではよく見かけるが、それ以外では見た事が無い。人がしょっちゅう踏んづけるような場所や、盆栽の隅がお気に入りのようだ。帰化植物だという説もある。
0 件のコメント:
コメントを投稿