アオイスミレ
Viola hondoensis
スミレの2番手はアオイスミレ。
このスミレは、他のスミレとは少し異なる性質を持っている。
普通のスミレの仲間は、種子が熟すと果実が上を向いて、種子を弾き飛ばすが、アオイスミレの果実は下を向いたまま裂けて、種子を弾き飛ばす事は無い。これはおそらく、最初からアリの仲間に種子を運んで貰う事に特化した性質だと思われる。また、花が終わるとランナー(匍匐茎)が伸びて、その先に根をはって横に拡がっていく性質がある。群生があっても、それらが種子で殖えた株かランナーで殖えた株かは、一目では判別出来ない。
この前買ってきたクラブアップルのプロフュージョンが満開になった。リンゴの仲間は、春の花と秋の実と両方楽しめて良い。どんな実が生るのだろうか。
2 件のコメント:
このあたり、リンゴの南限と言われているけれど、栽培が難しいです。
一度我が家の木を、福島のリンゴ農家の娘に見せたら、「これは…」と絶句していました(笑)。剪定とかしてなかったし、見たことのない木に見えたのでしょう。虫がついて、葉もつかないので、伐ってしまいましたが。
でも、リンゴを育てている農家があります。花が素敵ですよね。
春さん、農薬が普及するまでは、暖地でリンゴを栽培するのは不可能でした。青森でリンゴの栽培が盛んになったのも、害虫や病原菌が少なかったからだと言われています。今では農薬を使えば何処でも栽培出来るはずです。でも最近は温暖化のせいで青森でも無農薬でリンゴを作るのは難しくなってるようです。山形県でもリンゴの生産は盛んで、これから花の季節を迎えます。品種は「フジ」がほとんどです。
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