2025年7月9日水曜日

熱車輪の紫の情熱

 


HOT  WHEELS
PURPLE PASSION




▲ホットウィールのミニカー「パープル・パッション」。1949年式のマーキュリー・クラブ・クーペをモデルにしたミニカー。実車とは少しデザインが違っている。ミニカーのデザインはマテル社のデザイナーだったラリー・ウッド(Larry Wood)氏による。







▲原型となった’49年式マーキュリーはアメリカの映画にも時々出演している。









▲どーもくんを彷彿させる顔つき。






▲ホットウィールの「パープル・パッション」はかなり人気の車種らしく、1990年の発売以来、100種以上のカラーバリエーションが販売されている。自分もこのデザインは好きなので、とりあえずほんの一部だが、7台だけ集めてみた。写真手前の3台がタイ製で、後ろの4台がマレーシア製。









褄白烏夜盗蛾

 




ツマジロカラスヨトウ
Amphipyra schrenckii

鱗翅目ヤガ科Amphipyra属。幼虫はブナやコナラ、ヤエガワカンバの葉を食べる。年1化。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したツマジロカラスヨトウ。一見真っ黒だが、見る角度によって金属光沢があって、それなりに美しい。







▲エゾスズメPhyllosphingia dissimilis dissimilis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。スズメガ科。











2025年7月8日火曜日

熱車輪の靴箱

 


HOT  WHEELS
SHOE BOX



▲ホットウィールのミニカー「シューボックス」。49年型フォードをモデルにした製品。







▲フェンダーとボディーが一体化したデザインは、今でこそ当たり前だが、当時としては画期的だったらしく、他の自動車のデザインに与えた影響も計り知れない。










▲ホットウィールのシューボックスのデザインは実車のそれに少しアレンジが加えられている。このミニカーのデザイナーは2001年までマテル社のデザイナーだったゲイリー・サファー
Gary Michael Saffer)氏。





▲ホットウィールのシューボックスは、2000年から2014年まで販売され、その間に40種類位のカラーバリエーションが出ているが、とりあえず2種類だけ入手してみた。どちらもマレーシア製。





裏銀条豹紋蝶

 



ウラギンスジヒョウモン
Argyronome laodice japonica

鱗翅目タテハチョウ科ミドリヒョウモン属。幼虫はスミレ属草本の葉を食べる。年1化で、卵殻内の初齢幼虫の状態で越冬する。



▲昨日の朝、自宅の庭に来ていたウラギンスジヒョウモンの雄。






▲ウラギンスジヒョウモンの翅の裏面。そういえば昨日は今年初めてセミの声を聞いた。








▲昨晩、自宅の外灯に飛来したサクラコガネ(Anomala daimiana)。鞘翅目コガネムシ科スジコガネ属。







▲ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)。コガネムシ科スジコガネ属。昨晩はあまり虫が来ていなかった。







2025年7月7日月曜日

熱車輪のハイパーマイト


 

HOT WHEELS
HYPER MITE



▲2001年から2013年まで発売されていたホットウィールのミニカー「ハイパーマイト」。オートバイ用の小型エンジンを2基搭載した1人乗りの架空のシティカーという設定。因みにmiteとはダニのこと。









▲マシーネンクリーガーのP.K.A.みたいなSF的デザイン。デザイナーはマテル社のマーク・ジョーンズ(Mark Kevin Jones)氏。












▲2台ともマレーシア製。




藪螽蟖初見

 



アオイラガ
Parasa consocia

鱗翅目イラガ科Parasa属。幼虫は主にヤナギ類の葉をたべる。幼虫には毒針毛がある。年1~2化。前蛹の状態で繭の中で越冬する。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したアオイラガ。昨晩は月が明るかったせいか、飛来した虫の種類や個体数が少なかった。







▲トウホクヤブキリ(Tettigonia sp.)の雌。直翅目キリギリス科ヤブキリ属。今年初めて見たヤブキリの成虫。昨晩は雌が2匹来ていた。










2025年7月6日日曜日

再びアマゾンで昆虫採集

 

タランドゥスオオツヤクワガタ
Mesotopus tarandus

鞘翅目クワガタムシ科オオツヤクワガタ属。アフリカ中央部の熱帯雨林に棲息するアフリカ大陸最大のクワガタムシ。



▲タランドゥスオオツヤクワガタの雄。アマゾンで採集した個体。







▲というのは冗談で、これはアマゾンとは言っても南米のアマゾンではなく通販のAmazonで購入したフィギュアである。そもそもタランドゥスオオツヤクワガタは南米には棲息していない。このフィギュアの製造元は中国の「涅槃自然工作室」。軟質のビニール素材で出来ていて、内部に磁石が入っているので冷蔵庫等にくっつけられる。とにかくビックリするくらいリアルに出来ているので、これを買っておけば本物は要らないとさえ思う。因みに中国ではタランドゥスオオツヤクワガタを「非洲大黑艳锹形虫」と書くらしい。






金色抉翅蛾

 
 

キンイロエグリバ
Calyptra lata

鱗翅目ヤガ科Calyptra属。幼虫はツヅラフジ科の植物の葉を食べる。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したキンイロエグリバ。同属の別種の可能性もあり。






▲ヒョウモンエダシャクArichanna  gaschkevitchii  gaschkevitchii)の雄。幼虫はツツジ科木本の葉を食べる。日本固有種。昨晩は雌雄合わせて少なくとも9匹は来ていた。






▲ドウガネブイブイAnomala cuprea)。年1化で幼虫越冬。鞘翅目コガネムシ科スジコガネ属。




2025年7月5日土曜日

熱車輪のベルエア

 

HOT WHEELS
'55 CHEVY  BEL AIR GASSER



▲ホットウィールのミニカー「'55 シェビー・ベル エア  ガッサー」。シボレーの1955年式ベル エアのドラッグレーサーを模した製品。こういう形状の改造車が実際にあるらしい。






▲ミニカーのデザインはブレンドン ヴェトゥスキー (Brendon Vetuskey氏によるもの。















▲ホットウィールの「'55 シェビー・ベル エア  ガッサー」は、2013年から発売されていて、すでに50種類以上のカラーバリエーションがあるというから人気の程がうかがえる。自分も凄く気に入ったので、6種類も買ってしまった。この中では左奥だけタイ製で、他は全てマレーシア製。





首輪薄黒細翅蛾




 クビワウスグロホソバ
Macrobrochis staudingeri staudingeri

鱗翅目トモエガ科ヒトリガ亜科Macrobrochis属。幼虫は地衣類を食べる。年2化。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したクビワウスグロホソバ。昨晩は少なくとも12匹は来ていた。






▲スジベニコケガBarsine striata striata)。幼虫は地衣類を食べる。年2〜4化で、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。







▲モモスズメMarumba  gaschkewitschii echephron)。幼虫は主にバラ科の樹木の葉を食べるが、他にハコネウツギ、ニシキギ、ツゲなどを食べる事もある。年2化で蛹態越冬。スズメガ科。







▲アオイラガ(Parasa consocia)。幼虫は広食性だが、特にヤナギ科木本の葉をよく食べる。幼虫には毒針毛がある。年1~2化で前蛹越冬。イラガ科。





▲クロスジアオシャクGeometra valida)。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年1化で若齢幼虫で越冬する。シャクガ科。





▲カギシロスジアオシャク(Geometra dieckmanni)。幼虫はブナ科木本の葉や新芽を食べる。年2化。幼虫で越冬する際に宿主植物の冬芽に擬態する。シャクガ科。





▲ヒョウモンエダシャクArichanna  gaschkevitchii  gaschkevitchii)の雌。幼虫はツツジ科木本の葉を食べる。年1化で卵態越冬。日本固有種。シャクガ科。昨晩は雌雄合わせて16匹も来ていた。






▲リンゴツノエダシャク(Phthonosema tendinosarium)の雄。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年2化。蛹で越冬。シャクガ科。












2025年7月4日金曜日

花菖蒲もあった

 
ハナショウブ
Iris ensata var. ensata

アヤメ科アヤメ属の宿根草。ノハナショウブの園芸品種。花を観賞するために日本で古くから栽培され、様々な品種がある。



▲新居の庭に咲いたハナショウブ。前の住人が植えた株。品種名は不明。長井古種の系統だろうか。




▲肥後系っぽいハナショウブも咲いている。






▲こんなハナショウブもあった。







▲アリストロメリアも咲いている。葉っぱが半回転ひねりして裏が表になっている単子葉植物があったので、こんな野草あったっけ?と首をひねっていたら外来園芸植物だった。抜かなくて良かった。ユリズイセン科。






▲ガクアジサイもあった。花芽が小さいうちはホンアジサイだと思っていたが違った。アジサイ科。





▲旧宅から持ってきたサボテン「太平丸」の花。サボテン科エキノカクタス属。2016年にヤフオクで入手した株。サボテンは南側の軒下に置いている。





▲「紅鷹」。テロカクタス属。これも2016年にヤフオクで入手している。






▲「小町」。昔はノトカクタス属だったが、今はパロディア属。昔どこかのホームセンターで買った株。





▲「文鳥丸」。フェロカクタス属。たしか25年位前に通信販売で買った株で、もしかしたら初めての開花かも。名札に「DJF603」とフィールドナンバーが書いてある。ちょっと調べてみたら「DJF」というのは、植物学者のデイビッド・J・ファーガソン(David  J. Furguson)氏の頭文字らしく、住所はアメリカ・ニューメキシコ州の「リオ・グランデ植物園」となっていたが、採集地までは辿り着けなかった。







▲室内ではストレプトカーパスの「シャイン」も咲いている。イワタバコ科の常緑多年草で、毎年この時季と11月に開花のピークがある。2018年にコメリで入手。もう1株「ピコリーナ」という品種があったのだが、昨年枯れてしまった。昨年は引っ越しの作業とか何やらで忙しく、かなりの数の植物を駄目にしてしまった。





▲パフィオの「13G058」。2018年にムサシで買った株。今年はもう2ヶ月近く咲いている。






▲同じくパフィオの「13G057」。こちらは3ヶ月以上咲きっぱなし。驚異的な花もちの良さ。これも2018年にムサシで購入している。パフィオペディルムはラン科。