ラベル トンボ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル トンボ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年9月4日木曜日

菊背高杢目

 


キクセダカモクメ
Cucullia kurilullia kurilullia

鱗翅目ヤガ科セダカモクメ亜科Cucullia属。幼虫はキク科のシオン属やヨメナ属、アキノキリンソウ属の葉や花を食べる。年2化。蛹で越冬する。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したキクセダカモクメ。






▲ハイイロセダカモクメ(Cucullia maculosa)。幼虫はヨモギ属草本の花や蕾を食べる。年1化。蛹で越冬する。ヤガ科セダカモクメ亜科。





▲これもハイイロセダカモクメ。







▲オオウスヅマカラスヨトウAmphipyra erebina)。幼虫は広食性。ヤガ科カラスヨトウ亜科。






▲キンイロエグリバCalyptra lata)。幼虫はツヅラフジ科の植物の葉を食べる。トモエガ科エグリバ亜科。





▲オオアヤシャクPachista superans)の雄。幼虫はモクレン科木本の葉を食べる。年2化で幼虫越冬。シャクガ科。






▲ムラサキトビケラEubasilissa regina)。日本最大のトビケラ。世界最大という説もある。毛翅目トビケラ科。





▲オオカマキリTenodera aridifolia)の雄。蟷螂目カマキリ科。






▲アジアイトトンボ(Ischnura asiatica)の雄。蜻蛉目イトトンボ科アオモンイトトンボ属。







▲黒くないクロイロコウガイビル(Bipalium fuscatum)。三岐腸目リクウズムシ科コウガイビル属。(あるいはウズムシ目コウガイビル科)







▲頭部を失っているのに普通に這い回るクロイロコウガイビルもいた。虫に齧られたのだろうか。コウガイビルの口は体の中央部にあり、頭部は再生出来るから何も問題無いとは思うが、ちょっと異様な光景だった。





2025年8月9日土曜日

大綿野螟蛾





オオ ワタノメイガ
 Haritalodes basipunctalis

鱗翅目ツトガ科Haritalodes属。幼虫はアオギリやボダイジュの葉を食べる。年2化以上。幼虫越冬。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したオオワタノメイガ。昨晩はほぼ満月。月が明るく灯火に飛来する虫が少なかった。








▲オオクロコガネPedinotrichia parallela。鞘翅目コガネムシ科。






▲アキアカネ(Sympetrum frequens)の雄。年1化。卵態越冬。蜻蛉目トンボ科アカネ属。












2025年8月7日木曜日

前紅尖翅蛾

 



マエベニトガリバ
Tethea trifolium

鱗翅目カギバガ科Tethea属。幼虫はバラ科木本の葉を食べる。年1化。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したマエベニトガリバ。







▲オオクワゴモドキOberthueria falcigera)の雄。幼虫はカエデ類の葉を食べる。成虫は何も食べない。年2化で、蛹で越冬する。カイコガ科。







▲オオケンモン(Acronicta major)。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年2化。蛹態越冬。ヤガ科。






▲ゴマケンモンMoma alpium)。幼虫はブナ科やカバノキ科の葉を食べる。年2化で、越冬態は蛹。ヤガ科。







タケカレハ(Euthrix albomaculata)の雄。幼虫は毒針毛を持ち、イネ科植物の葉を食べる。年2化で幼虫越冬。カレハガ科。






▲ナシイラガNarosoideus flavidorsalis)。幼虫は毒針毛を持ち、広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年1化。繭中にて前蛹態で越冬する。イラガ科。







▲ツマジロシャチホコ(Hexafrenum leucodera)。幼虫はブナ科やカバノキ科木本の葉を食べる。年2化で蛹越冬。







▲ツマキシャチホコPhalera assimilis)。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年1化で、蛹で越冬する。シャチホコガ科。







▲アキアカネ(Sympetrum frequens)の雌。年1化。卵態越冬。蜻蛉目トンボ科アカネ属。



気象庁によれば、昨日の米沢の最高気温は28.3℃。降水量は42mm。久しぶりにまとまった雨が降った。7月の1ヶ月の降水量が8mmしかなかったので、24時間でその5倍以上降った事になる。










2025年8月2日土曜日

金襖子

 



オオシオカラトンボ
Orthetrum triangulare melania
(あるいは Orthetrum  melania melania)

蜻蛉目トンボ科シオカラトンボ属。年数回発生し、幼虫で越冬する。



▲昨日の朝、庭に飛来したオオシオカラトンボの雄。







▲キキョウの花にやって来たクロスキバホウジャク(Hemaris affinis)。幼虫はスイカズラ科やアカバナ科の植物の葉を食べる。年2回発生し、蛹で越冬する。成虫は昼間活動し、花の蜜を吸う。鱗翅目スズメガ科。







▲昨日夕方、庭に現れたカジカガエル(Buergeria buergeri)。体長約3cm。無尾目アオガエル科カジカガエル属。日本固有種だが、漢字で金襖子と書く事もある。






▲昨晩、自宅の外灯に飛来したアゲハモドキ(Epicopeia hainesii hainesii)の雄。幼虫はミズキ属の葉を食べる。年2化で蛹態越冬。鱗翅目アゲハモドキガ科アゲハモドキ属。





▲これもアゲハモドキの雄。







▲クチバスズメMarumba sperchius sperchius)。幼虫はブナ科やアオイ科シナノキ属の葉を食べる。蛹態越冬。暖地では年2化。成虫は口吻が退化し、何も食べない。スズメガ科。




▲これもクチバスズメ。









▲エゾスズメPhyllosphingia dissimilis dissimilis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。スズメガ科。





▲これもエゾスズメ。








▲モモスズメMarumba  gaschkewitschii echephron)。幼虫は主にバラ科木本の葉を食べるが、他にハコネウツギ、ニシキギ、ツゲなどを食べる事もある。年2化で蛹態越冬。スズメガ科。





▲これもモモスズメ。







▲そしてこれもモモスズメ。






▲クロテンケンモンスズメ(Kentrochrysalis consimilis)。幼虫はモクセイ科木本の葉をたべる。年2化で越冬態はおそらく蛹。日本固有種。スズメガ科。







▲クルマバッタモドキ(Oedaleus infernalis)の緑色型。直翅目バッタ科。年1化で卵越冬。






▲クルマバッタモドキの褐色型。



気象庁によると、米沢の昨日の最高気温は33.4℃。最後に雨が降ったのが7月16日だったので、もう2週間以上降っていなかったのだが、昨夜になってやっと少し雨が降ってくれた。7月の降水量はたった8mmだった。






2025年7月29日火曜日

兜虫初見

 


ミヤマアカネ
Sympetrum pedemontanum elatum

蜻蛉目トンボ科アカネ属。日本の赤トンボ類で一番美しいという意見もある。幼虫は赤トンボ類としては珍しく流水域を好む。年1回発生し、卵で越冬する。



▲昨日の朝、自宅の庭で見付けたミヤマアカネの未成熟雄。







▲昨晩、自宅の外灯に飛来したアゲハモドキ(Epicopeia hainesii hainesii)の雄。体内に毒を持つジャコウアゲハに擬態していると云われているが、ジャコウアゲハが棲息していない地域にも分布している。






▲これもアゲハモドキの雄。幼虫はミズキ属の葉を食べる。年2化で蛹態越冬。鱗翅目アゲハモドキガ科アゲハモドキ属。







▲オオアヤシャクPachista superans)の雌。幼虫はモクレン属の葉を食べる。年2化で幼虫越冬。シャクガ科。






▲モンシロムラサキクチバ(Ercheia niveostrigata)。幼虫はボタンヅルの葉を食べる。年2化で、おそらく蛹態越冬。ヤガ科。







▲ツガカレハ(Dendrolimus superans)の雄。幼虫は毒針毛を持ち、マツ科木本の葉を食べる。年1化で、幼虫で冬を越す。マツカレハ(D. spectabilis)に似るが、ツガカレハの方が大きい。カレハガ科。









▲モモスズメMarumba  gaschkewitschii echephron)。幼虫は主にバラ科木本の葉を食べるが、他にハコネウツギ、ニシキギ、ツゲなどを食べる事もある。年2化で蛹態越冬。スズメガ科。





▲これもモモスズメ。






▲エゾスズメPhyllosphingia dissimilis dissimilis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。スズメガ科。







▲カブトムシ(Trypoxylus dichotomus septentrionalis)の雌。今年最初のカブトムシ。鞘翅目コガネムシ科カブトムシ属。







▲コカブト(Eophileurus chinensis chinensis)の雌。幼虫は広葉樹の朽木を食べ、孵化から2ヶ月程で成虫になる。成虫は肉食性が強く、最大で2年位生きる。年に2~3回発生し、成虫で越冬する。コガネムシ科コカブト属。







▲カメムシの1種を食べるハヤシノウマオイ(Hexacentrus japonicus)の雄。あるいはハタケノウマオイ(H. unicolor)の可能性も。直翅目キリギリス科ウマオイ属。



気象庁によると昨日の米沢の最高気温は37.2℃。これで10日連続の猛暑日。その間雨も降っていないので、山の水も枯れている。熊も困っているだろう。